ガールズ＆パンツァー ６話

とにもかくにも、桃が相変わらずポンコツ可愛く、さらにヘタレ可愛いという属性まで。「いーやー、もうダメだよ、柚子ちゃん！」
あとうさぎさんチームで物思いにふけるって設定の子が、最後の凱旋シーンでも相変わらず一人離れた場所で明後日の方向を見ているのが、何か見えてはいけないものが見えているような感じで怖い。

内容的には、相手の作戦を逆手にとって大チャンス→のはずが一転して大ピンチ→最後のワンチャンで大逆転勝利、というお約束な流れながらも、あっという間に1話が終わるほど見入ってしまったな。
相手のフラッグ車を発見したバレー部が、脇目もふらず逃走したのは、自分たちの戦車だとあの至近距離でも無理ってことを把握しているってことだから成長したってことか。逃げた直後に相手が一発撃ったけど、無線傍受してたキャラが顔を出していたから発砲の音や衝撃に目を白黒させていたあたり芸が細かい。
走行しながらの射撃では当たらないから、最後にあんこうチームの戦車とファイアフライが停車して狙いを定めているシーンの緊張感は実に良かった。

戦争ではなく戦車「道」だから正々堂々という向こうの隊長の心意気はよかったね。そうでなければ、数で圧殺されたし、フラッグ戦車をわざわざ前線に上げる必要もなかったしね。それが姉のいる学校の副官から見たら甘いってことなんだろうが。

それにしても、モーレツ宇宙海賊のときもそうだったが、１話を見たときはこんなに面白くなるとは思ってもいなかった。
何回か書いた気がするが、今期の２トップだな、武装神姫と並んで。中二病は京アニだから一定以上のデキで当たり前ってことで採点が若干厳し目に。
見ている人は少ないだろうけど意外に面白いってのがアイカツ！と神様はじめました。