K 13話(最終話)

どうやって終わらせるんだと思っていたら、最初から分割2クールだったんだろうな。もったいぶって続編決定みたいなアナウンスしないでもいいのに。印象悪い。
で、うーん、ラノベ作家が複数脚本! と鳴り物入りのような感じの作品だったが、正直いまいちだったなー。ネコが可愛かったです、ぐらいの感想しか。話が思ったより盛り上がらなかったのが最大の要因だと思うけど。
なんてーか、無色の王があまりに小物だったのと、赤と青の争いが小規模な893のシマ争いのようにしか見えなかったのと、赤の王が「うちのもんをヤった落とし前をつけさせてもらうぜ」的な融通のなさが戦いの規模を小さく見せているってのがある。最後のに関しては、それを払拭するために、赤のクランに関しては必要以上に過去の描写やメンバー同士の絆を描かれていて、それはある程度成功していると思うけど、いかんせん赤の王の内面がまったく描写されなかったのが痛かった。そういうのを見せないでミステリアス、というか強さやかっこよさを描写したかったのかもしれないが、感情移入できなくなっただけだったなー。これなら、もっとヤタに焦点を当てた方がよかった。

まあ、まだ出ていない王もいるし、無色の王はまた別の能力を持つ新キャラが出るだろうし、2期でどんな展開を見せるかは多少は気になる。