アバター

録画していたのをようやく見た。

うん、予想外に面白かった。正直、CMで見たナヴィ族の姿がキモくてあまり見る気になれなかったんだけど、見ていたらすぐ慣れて自分でもビックリ。むしろ、人間が映るとなんとなくおさまりが悪い感が出てくる気分にさせられたぐらい。最初は、向こうは最初からジェイクスたちが地球人で自分たちと同じ姿をしたものに憑依しているだけと知っているのに、なぜあえて同じ格好になるんだろ? 主人公が歩けないってのはたぶんアバターをまとうための設定だろうし、て不思議に思っていたが、惑星パンドラの世界に入り込むためにはあの姿が必要だったんだなあと。

で、とにかく映像が綺麗だった。2DでTVで見ても映像の凄さが分かるぐらいに。なんというか、FF7をプレイして色々な美しいダンジョンに入った時の感動を思い出した。もうちょっと生物を色々見せてほしかった(特に水棲のものが出なかったのが残念)なあ。

ただ、ストーリーが、昔の西部劇からある白人と先住民との確執を描く王道ものからまったく外れていないのが難点。展開が読めて、しかも読み通りに展開して終わる。時間が普通の映画よりも長いのにかかわらず。
ストーリーがいい映画というか物語がなかなかないのは分かるけれども、なんというか二番煎じ三番煎じだったり、ストーリーとか何も考えていないだろうというのがあまりに多すぎだと思う。最近なら、映画プロメテウスが金返せレベルのつまらなさだったし。
でもまあ、アバターに関しては、白人VS先住民もののリメイクと考えればいいのか。見終わって満足できたことは事実だし。