ビビッドレッド・オペレーション 3話

えー、なんていうか、総集編を見ているようだった。
Aパートは、まあツッコミどころもあるものの、まあこんな感じだろうという想定の範囲内だからOK。妹のすべりこみが可愛かったし。それにしても、バイクを背負って学校に向かっていたのに、よそ見飛行で激突してからはバイクが描写されていないけど、突っ込んだ場所に放置しているのだろうか。

そして、問題はアローンが攻めてきてからの流れ。
自衛隊がまるで動きを見せなかったのは、実はスクランブルの最中だったけど出撃前に倒したから出番なかったんだよ、でいい。
ただ、最高機密とか釘を刺された回で何のためらいもなく目の前で変身→その後、緑の子が「私も戦う!」→OK→で、あっさり緑の鍵を創造。そんなに簡単なら、まずは自衛隊員全員に鍵を支給した方がいいんじゃないかな。→変身シーンで最初から慣れたような変身なのは赤と青も通った道だからよしとして、緑の子は通常戦闘一切なしにドッキング→しかも、ドッキングの意味が分からないだろうにあっさり了承(赤と青はドッキングのやり方とか分からなかったから、少なくともドッキングは自動的に使用方法が頭の中に浮かぶというわけではない)→先週は親友だからこそドッキングできるみたいな流れだったのにあっさりドッキング成功、親友はトマトで失敗したのに。

なんかもう、何もかもがむちゃくちゃだった。先週の話は何だったのか。そして、今回は黒がアローンを撃破されても無関心だったが、前回との違いは何か、意図があるのか、とか考えるのがバカらしくなる。なんかもう、脚本が何も考えていないってことが前提になりそうで、伏線とか全部意味なしになるんだろうな、と思わせるほどのひどい話だった。

いや、たぶん、尻見て萌えてればいいんだよ、途中経過とか面倒だろ、とスタッフは言いたいんだろうけど。
まあ、鍵が出たのはチャンバラで心が通じ合ったからこの子ならいけると爺さんが判断したんだろうな、とか、ドッキングへの心の障壁とかそういう過程はチャンバラで剣を交わして通じ合ったんだろうな、と無理には解釈できる。
でも、いくらなんでも雑すぎた。いや、もう、ここまでひどいのはそうないだろうというほどのデキだった。