昭和元禄落語心中 12話

助六が死ぬことは分かっていたにしても、こうなるかあ。菊比古のみよ吉に対する行動に若干違和感を感じるが。あそこでキスするキャラじゃないだろうと。
にしても、助六最後の落語が人情ものか。まさに自分に重ねた感じの噺で、やり直すことをその噺に込めた日に死んでしまうってのも皮肉な話だ。一人よりも皆で住もうと言った菊比古が、その後弟子をずっと取らずに孤高を貫いていたのはこれが大きく影響しているのか。
そして、次回ものすごく久しぶりに主人公登場。いや、主人公は与太郎じゃなくて八代目八雲なのかもしれないが。ダブル主人公? というより、八代目八雲の生涯を軸にした物語か。そういや、与太郎って真打にそのうちなるんだろうか。もし真打になったら助六を襲名するに違いない。