避難所・キャンピングカー

阪神大震災の時から、大きな災害で避難所って話が出るたびに、いざ自分が被災者になったらどうするだろうと考えてしまう。そういうシミュレートはおそらくほとんどの人が一度はやったことあるはず。
自分の場合、贅沢と言われようとも、やっぱりプライバシーがないってのが一番ストレスがかかると思う。たぶん二、三日でまいりそう。車中泊を選択する人って、今回の場合は避難所が満杯っていう要因が大きいと思うけど、プライバシーが確保できないっていう理由で最初から車中泊を選択した人は少なくないような気がする。たぶん、一番いいのは屋内避難所でテントを張るってことだと思うけど、テントを張るスペースがあるかどうか。
あと、阪神の頃から言われているけど、トイレ問題はきついよね。トイレがあまりに汚いから、行く回数を減らすために水分を減らして、その結果身体を壊すっていう問題が起こる。エコノミー症候群の対策で「水分をこまめに補給」ってのがあるけど、それが難しいんだよね。

プライバシー、トイレ、就寝のことを考えると、やはり「キャンピングカーがあったら便利だよなあ」ということ。発電機とかもあるしね。とはいえ、キャンピングカーは場所を取る上に高額だから、いつ起きるか分からない震災に備えてというだけで買うのには贅沢すぎるって問題点はあるよね。趣味で「年に2,3回家族でキャンプに行きます」っとかでもない限りはなかなか。
キャンピングカーを買うとしたら、個室トイレの確保も重要になるから、最近流行の軽ワゴン的なものじゃなくて、いわゆるキャブコンと分類されるものになる。オプションとかも含めれば、新車で少なくとも500万以上、まあ550万前後を見積もらないとダメだろうなあ。うーむ、きっつい。
車の全長が5mぐらいで全高3mぐらいと考えると、運転も普通車と感覚が違うだろうから慣れるまで大変そうだ。