メイズ・ランナー

久しぶりにTUTAYAで何本か映画を借りてきて、まずこれを見たんだけど……いやあ、つまらなかった。
巨大な迷路に囲まれた区画に、記憶を全て失った状態で月に一人ティーンエイジャーが送り込まれてくる。迷路は毎日決まった時間だけ入口が開いていて、入口が閉じている間はその中を怪物が徘徊する。ティーンエイジャーたちは区画に小さな村を築き、月に一度人間と一緒に送られてくる物資を頼りに生きている。一応農業などもしているけど、それだけでは足りないっぽい。迷路の探索時間が限られているため、ランナーと呼ばれる役割の少年たちが迷路を探索している。迷路は毎日構造を変えるため、いまだに出口を発見できずにいる。そこに主人公が送り込まれて物語が動き始める、といった感じ。
これだけ見ると面白そうな雰囲気があってさ、それなりに期待して見たんだけどなあ……。
アメリカでヒットした小説の映画化らしいけど、ティーン向け小説だからかストーリーにツッコミどころが多くてどうしようかと。まあ、そこらへんは日本のラノベも同じだけどさ。そして、三部作とは知らなかったから、思い切り「次回に続く」の終わり方に脱力(´・ω・`) ストーリーのいくつかはダンガンロンパっぽいなと思ったり思わなかったり。
正直主人公に魅力がなかった。相棒となるランナーのボスの方がいいキャラしていたな。原作もそのキャラが一番人気だとか。主人公とそいつの二人が迷路でピンチになるシーンが二回あって、映画もそこが一番の見所だと思う。