魔法使いの嫁 16話

原作知らないと、ケンタウロスみたいな鹿にのった妊婦のことが分からないと思う。あれはユールの双子が警告していた黒い女神と冥府の鹿で、神はどんなことで不機嫌になるか分からなくて厄介だからああして隠れていた。あれらに会う前に採取していたイチイの枝がそうした存在から守ってくれるもので、エリアスが念のためにチセとルツに持たせていた。
キスのくだりのあたりは、エリアスはまだ子供のままだなあと改めて分かる。エアリスがチセの魔法の先生であるのと同じように、チセがエリアスの人間の先生、というより感情や感受性の先生だと。