風が強く吹いている 7話

毎回面白い。
ハイジもそうだけど王子のメンタルが鉄すぎる。あの場で30分かかっても完走するとか並大抵の精神力じゃないな。

今回はようやくカケルに焦点が当たった感じ。藤岡が立ちはだかる壁みたいな存在になりそうだ。堂々たるエースでマスコミの取材も多く今のカケルにはまぶしすぎる相手で、だからこそカケルもこの記録会で突っかかりにいったけど自分の全力は歯牙にもかけられなかった。そのことの衝撃がただ走っているシーンだけでよく分かるのは素晴らしかった。
アオタケのメンバーの現在の実力もだんだん苦しくなる走りから分かるようにしていたね。でも他の陸上部の集団の中に入れられるのが初体験なのにそれなりに走れていたのは大きいな。練習と違ってペースを乱しやすいだろうに。
カケルは走る目的を強烈に抱いたようで、それだけに現状に対するもどかしさがさらに出てきた感じだ。これから衝突が増えそうだけど、そこをどうやって乗り切るかがこれからの見所という感じかな。