エルドレインデッキ9個目 一族の暴行&食物デッキ




ラヴニカの献身の中でもトップクラスの外れレアと思われるこのカード。場にある全てのアーティファクトとエンチャントを3/3ケンタウルストークンに変えてしまうカードだが、相手の置物対策としては3/3トークンを与えるのはかなりきつい
3枚になってしまったのでせっかくだからデッキを考えてみた




このように食物デッキと組み合わせる形になった





最序盤は6枚入れたこれでしのぐ。飛行がとめられない(ガーゴイルの4マナは非現実的)のと災厄の行進デッキには意味がないという欠点があるものの低コストのアーティファクトでついでに相手地上クリーチャーを止められるという点を買って採用




これは1マナアーティファクトという以上の意味はほとんどない。一応トロール王を出せた場合に回避能力をつけるという使い方もできるが……




そして2マナで1ドローするアーティファクト・エンチャント群。11枚あるこれらのカードでコンボパーツを揃える。相手がナーセットを出したら爆発していいんじゃないかな

黄金の卵はドローだけでなく食物として使えるのが大きい。ガチョウも食物を2マナで出すことができるので意地悪な狼で殴り勝つプランもある。実際その動きの方が安定性があるので意地悪な狼は4枚採用した




これは状況によって7/7トークンにするか3個の食物トークンにするかを決める。基本的には後者かな。1枚のカードで3/3トークンを3個産み出す元になると考えると非常に効率がいい




一族の暴行のいいところはインスタントなので、相手ターンエンドに撃って次の自ターンで超克を使えばかなりのダメージを見込めるというのがある。超克を使えば相手がアーティファクトやエンチャントをコントロールしていて産まれたトークンをそのターンだけサイズが上回る




正直地味すぎるレア土地。これが4枚揃っても全然嬉しくない。一番強いと思われる黒レア土地は引けなかったのに……
4マナと自身のタップが必要なので、城と合わせて5マナ出せるときに6マナのクリーチャーを召喚できるというかなり限定的な能力になる。5ターン目に1枚だけ入っているトロール王を出せたら嬉しいなと一応入れている。緑単で大型クリーチャーが多ければ使い勝手がよくなりそうではある

理想ムーブは4ターン目までにアーティファクトを5,6個出して相手ターンエンドに一族の暴行を撃ってクリーチャー化、そのまま自ターンに超克を使って一気に20点削る。オルゾフコントロールっぽい相手に一度だけ綺麗に決まった


でもまあデッキとしての強さはいまいちかな。意地悪な狼が強いので結構粘れはするけど結局ライフを削りきれずに負けることも少なくない。ただ使っていてわりと楽しくはあった


食物デッキとしての勝ち筋も作ったから緑単になったけど、一族の暴行に特化するならアーティファクトクリーチャートークンを産むサヒーリを入れた方が多数のトークンを作れるはず