ボードゲームの名作「超人ロック」が復刻していた。購入したけどプレイする友達がいない(´;ω;`)

ボードゲームが主題の「放課後さいころ倶楽部」ってアニメが始まったわけだけど、それでかつてボードゲームを遊んでいた学生の日々を思い出した
その頃特に好きだったボードゲーム……カタンも大好きでかなりやったけど、やはり一番好きだったのは超人ロック。それもいわゆる「名大ロック」というやつだ

プレイ人数は基本的に5人以上。人数はかなり多くてもいいけどあまり多くても大変なので5,6人がやりやすいかな
最初に各プレイヤーにキャラクターカードが配られるんだけど、プレイヤーは基本的に自分の正体は隠す。なぜかというとキャラクターごとに勝利条件が異なるため、自分の正体を隠して行動をする方が都合がいいことが多いからだ

キャラクターはGood、Evil、Specialと三タイプがあって、基本的にGoodはEvilの秘密基地を破壊すれば勝利、EvilはGood全滅させれば勝利で分かりやすいけど、Specialのキャラクターがいると事態はややこしくなる

たとえばロード・レオンは自身かライオット・アレクセイ以外にESPレベルが5以上の者が生きていなければ勝利。たとえば超人ロックご本人はパパラスを除いて5レベル以上なのでロックは絶対に殺さないといけない。もちろんEvilにもESPレベル5以上はたくさんいるわけで、GoodとEvil陣営のどちらについて戦うか悩ましい
また、このゲームは自分の正体をできるだけ隠さないと勝利が遠のく。そして自身のESPレベルを下に偽って(つまり手加減して)戦闘することができる。たとえばいきなり6レベルのESPを使ったら正体がかなり絞られてしまうから、無難に4レベルぐらいに偽って行動をすることができる。だからロード・レオンは最終局面で疑わしきは殺すってなりがち
そういうことが分かっているから、ロード・レオンっぽいキャラがいたら場合によってはGoodとEvilのキャラが一時的に共闘したりすることも。しかもまだGoodとEvilが誰かまだ判断つかない状況で「お前は敵か味方か分からないけどロード・レオンは明らかに敵だからとりあえず共闘しよう」みたいなことも。そういうことになりかねないからロード・レオンは自身の正体がバレないようにしなければならない

また、Evilでも一部のキャラは改心という特殊スキルを撃たれて撃った相手が判定に成功するとGoodになる。そうなったら当然勝利条件が180度変わる。Goodとしては味方を増やせるわけだけど、改心チャンスは1回だけで成功率は低め。改心を使った時点でロックかロッククローンであることが確定するので正体を隠したプレイは不可能になるというデメリットがある。Specialのストロハイムは自身でロックを殺さないといけないのでもしそのゲームにいたら当然狙われることになる

「転生」という特殊な状況になることもあり、自身のキャラに転生先があったらキャラが変わることになる。たとえばクーガー大尉はGoodなんだけど、転生してしまうと守護者キャンサーになってEvilになってしまう。その逆の「前世」という状況になることもある


とにかく自分以外のプレイヤーの正体が分からない中で、それぞれの行動を見て何のキャラか推理して自身の立ち居振る舞いを決めないといけない。この駆け引きがものすごく面白くて何度やっても飽きなかった

懐かしくなって名大ロックで久しぶりに検索したら……

ttp://www.kokusaig.co.jp/LOCKE/

オリジナルが復刻してる!?

超驚いた。まあオリジナルなのでキャラクター数は少ないけど。やっぱりキャラクターが多い名大ロックの方がいいよね。キャラクターが多くなるほどキャラの推理が難しくなって面白くなる。名大ロックは現在入手不可能。復刻版を入手してキャラカードだけ同じ規格で作成する必要がある。そしてバランスの悪いところをハウスルールでいくつか修正して……みたいな感じ

ぶっちゃけ本家の方はやったことないんだけど懐かしさのあまり思わず購入してしまった

本家はキャラが27人だったけど6人追加されて33人になった
追加されたのはE/Gクーガー、G/Eリオラ、Eリュカーンの3人がセットという感じでクーガーとリュカーンがリオラをEにする専用能力を持つ。サイコロ5以下成功の条件はあるけどね
E黄昏の戦士はジェシカ枠。ただEだから戦闘能力はさすがにジェシカよりもある。ニケ持ちだよニケ!
そしてSミ・ロードとSプリムラ・レナー。プリムラは名大ロックだとバムパイア・プリムラでお馴染み。勝利条件は名大ロックよりも厳しいが亜空間フィールドが9以下成功のうえ失敗しても壊れない、強い!

……購入したはいいものの、問題はプレイする相手がいないこと(´・ω・`) TRPGもそうだけど学生時代とは違うもんなあ

人数が5人前後集まれば東京のボードゲームのレンタルスペースとかでやれる気がしないでもないが……