MTG 2021デッキ その4 白黒除去コントロール


 白黒除去コンはかなり長い間使っていたけどほぼノンクリであることの弊害でPWを除去しづらかったというのがあった。払拭の光4枚あったけど、PWを多く使う相手はエンチャント破壊手段を大抵持っているから割られてPWの忠誠度をまた使われることがたびたびあるのがどうしても気になっていた。
 今ならウギンで吹き飛ばせばいいじゃんってなるけど白黒だと早い段階で8マナ用意するのが厳しい。




 というわけで2マナ軽いこのカードを使ってみることにした。このカードはこちらのPWやエンチャントも吹き飛ばすので採用カードを全面的に見直す必要があって……




 結果こうなった。破壊不能を持っているPWやクリーチャーを採用し、エンチャント追放除去は確実に破壊・追放するカードに入れ替えた。




 とにかくこの2枚は普通に強い。ギデオンは自分のターンであれば破壊不能なのでケイヤの怒りも次元の浄化も無効化できる。
 そして相手に出されると毎度困るヘリオッド。なんだかんだで強いと思うこのカード。白単信心デッキと比べると顕現手段が限られているけど、顕現しなくてもギデオンに絆魂をつけることができるからそれで充分。




 そしてこのカードを使えば一発で顕現できる。とはいえ相手によっては出して顕現→即座にインスタントで除去されて顕現から戻るってことがありえるが。だからできれば7マナある状態で出したい。そのぐらいのロングゲームが前提のデッキだし。
 前の白黒除去では緑/黒の不死の騎士を採用していてそっちの方が攻撃手段としては優れているし打消しにも強く出られるんだけど、破壊不能効果を重視してこちらの採用になった。




 これは破壊対象がそこそこ広いのがいい。何よりPWを対象にできるのが心強い。




 これは重いと思っていたけどロングゲーム前提だと破壊でなく追放でライフロスもないこのカードは結構頼もしい。4マナ払える頃だと無駄なトップをはじける付随効果もありがたい。




 これもまた3マナ&効果が全部発動するのに3ターンというのが重いけれどもどの章の効果も便利。相手によっては3章の墓地追放のために1章を空撃ちすることもある。脱出、再活で墓地にとどまるカードがある場合や、出会うことがかなり少なくなったけどいまだにいるサイクリングデッキ相手とかの場合。


 次元の浄化が思った以上に活躍の機会がある印象。本当は思考のひずみを入れた方がいい気もするけどそこまで露骨にミラー対策するのはどうかなあと思ったりもする。
 あえて入れるなら3枚ある秘本1枚と2・3章が発動する機会が少ないエル勝つを1枚入れ替えてみるとかだろうか。なんだかんだで思考のひずみは役立つことがわりとある。デッキがさらに重くなるけど仕方ない。

 初手とマリガン次第では相性がいいはずのアグロに蹂躙されることがあるのはこのテのデッキの宿命。