MTG これからまたヨーリオンの時代がくるか


 禁止改定からメタの動きが早くてついていけない感じがする昨今。
 最初に青黒ならず者や赤黒脱出、LOが増えるのはほとんどの人が予想していた通りで、だからこそそれらの対策カードをメインから複数投入する人もまた多くてそれらのデッキ、特に赤黒は相当つらい状況に追い込まれた。

 象徴的なのが今更感のある緑単フード。



 意地悪な狼の破壊不能が赤黒だと対処できないんだよね。一応3マナインスタントに5点ダメージ&破壊不能を消す呪文があるけど食物トークンが相当並ぶので簡単にタフネス5を超えることができる。

 そして青黒の打消しに関してはトロール王の墓地から帰還が打消しでは対処できないというのが効果的。ソーサリータイミングでしか復活できないし除去には弱いけど。




 これが使われていたのも印象的。それにしても何でこの見た目で到達やトランプルを持っていないのだろうか。

 でも、この緑単フードも赤黒へはかなり強いけど早々に退場することになった。
 とにかくコントロールに弱い。



 というわけでコントロールのお供であるヨーリオンが急に増え始めた。最近の大会だと緑単フードにヨーリオンを加えた緑白ヨーリオンデッキが優勝していた。なおヨーリオンは相棒ではなく60枚デッキ。カードプールが狭い時期だから80枚デッキは組みづらいのかな。




 この2枚が強い。ペス勝つはまた使われ始めたなーとちょっとうんざり感はあったり。
 そして亡霊は下環境でもよく使われているパワーカード。これらをヨーリオンでブリンクするというのはまさに犯罪行為。
 亡霊が場から離れると相手の場にトークンが出てくるけど4マナ以下なので最大4/4。それはヨーリオンの4/5で止められるという。なお亡霊はトークンを対象にできない。

 ただ緑白ヨーリオンだとウギンに間違いなく弱いから打消しのある青を混ぜた白青ヨーリオンか白青緑ヨーリオンがTier1になりそう。
 白青小道がないことと亡霊は白のダブルシンボル、中和のような青の確定除去は青のダブルシンボルというのがつらそうではある。
 トライオームも白青緑はないんだよね。ただ白青赤のトライオームは使われるかも。

 ヨーリオンがトップメタになってヨーリオンがミラーを意識した構築になってその隙をついてアグロや対ヨーリオンのコントロールが出てくるとかいう流れになりそう。前も似たようなことがあった。
 この流れだとまたミッドレンジは絶望っぽい。