スイッチでダービースタリオン発売。ようやく初重賞(G3)制覇できた


 ニンテンドースイッチダービースタリオン、通称ダビスタの新作が発売された。自分は世代的にはダビスタ世代だがあいにく過去のダビスタはプレイしたことがなく今回が初プレイ。ウイニングポストは2018~2020をプレイしている。それ以外の競馬ゲームはスマフォやゲームセンターのものも含めてプレイしたことがない。

 ある程度プレイして気になった点を二つあげる。

 一つ目ひゃ一番話題になっているというか槍玉にあげられているのはロードの長さ。実際かなりテンポを損なっている。

 基本となるホーム画面を牧場画面と命名、その他ゲームプレイの基本となる所有馬画面、牧場を管理したりその他のことをする事務所画面、そしてレース画面と命名
 で、牧場画面から所有馬画面にいったり、牧場画面から事務所画面にいくのに7,8秒ロードが挟まる。これが非常にテンポを損なうためなるべく所有馬画面から動かないようにするのが基本となる。
 馬の調教やレース登録、種付けなどが所有馬画面だけでできるし、牧場画面や事務所画面は普段は使わなくて行く必要がないからそういうことができる。ただし6月の繁殖牝馬が受胎した報告や繁殖牝馬セールスマンがきたときは強制的に牧場画面に行くためロードが挟まるのがつらい。
 そして所有馬画面からレース画面に行くのに、まず作戦画面にいくのに7,8秒、作戦などを決めてレースをスタートするのに約20秒、そこから実況者がそのレース名についていちいち実況するのが7,8秒。この最後の7,8秒が非常に邪魔だがたぶんそこでもロードをしているんだろうなあ。

 自分はまあ仕方ないと割り切ってプレイしているけどせっかちな人はやってられないと投げだすかもしれない。ロードは開発の技術力によるものだからアップデートなどで改善する可能性がまずないのがつらい。アップデートでロードが改善されるのはPCゲームなら最適化とかでたまにあるけど家庭用ゲームでは聞いたことがない。


 もう一つの気になる点はレース展開。
 とにかく逃げと先行が強いというか差しと追い込みが弱すぎる印象。というか自分は逃げでしか勝てない。あまり馬が横にばらけず前に抜けようとして横に移動するとかなりスタミナを消費するのか結局抜けられない。いや本当に馬群がばらけず前が壁になったらその時点で終了だから前につけるしかないし、大体前が止まらないので逃げと先行がとにかく強い。なんでもアーモンドアイが差し追い込み系だからヴィクトリアマイルでも苦戦しているとか。
 で、逃げでしか勝てないから外枠になるとものすごくつらい。外枠になった時点で正直諦めるレベル。実際勝てない。外枠だと差しがそこそこいけるらしいけど……。

 ロードに関しては改善は技術的に無理と諦めているけどこのレース展開については改善してほしい。まあ実際逃げでプレイすると最後バテて差されたりたまに後ろから飛んでくる馬もいるから差し追い込みもある程度機能していることは分かるけど、スタートが苦手な馬を指し追い込みにしてもまったく勝てないんだよね……それで逃げにしたら勝てたとかあるから余計に逃げしか選びたくない。


 この二点に目を瞑れば十分に面白い。
 ウイニングポストとの大きな違いの一つが馬のデータが明らかにされないことで、最後まで色々試行錯誤しながらレースを使うことになる。敗因を調教師が語ることがあって「ダートは無理」「距離が長かった」「荒れた馬場が苦手」みたいなものが指標にはなる。調教でもダート調教で「ダートは無理」とか語られることもある。
 それらがないと本当に分からなくて初勝利を芝で勝ったから芝でしばらく使って全然勝てないと思ってたらダート馬だったということも。

 そしてとにかく難易度が高い。未勝利引退も珍しくないし(8戦やっても勝てず3歳未勝利戦がなくなった時点で強制引退。そのため晩成馬は相当厳しい。晩成とかの判断も入厩時期や種牡馬などから推察するしかない)やっとOPに上がれてもG3すら厳しくG1なんて夢のまた夢。
 ウイポだったら新馬戦で負けることはまずなくG1連勝も余裕だからそこらへんが大きく違うと思う。
 初期資金もウイポと比べてものすごく少ないので所持金マイナス→借金からの再びマイナスで破産が最初の牧場の末路だった……。


 二つ目の牧場は借金をせず馬にも無理そうなレースには出さずに勝てそうなレースを選んで走らせてこつこつと資金をためていき13年目。



 ようやく初重賞制覇。1枠1番と逃げしか選択の余地がない馬番だったのとライバルに強い馬がいなかったのも幸いした。馬名はまだ強い馬はできないだろうと全部おまかせでよさそうなのが出たら決定という感じ。




 右下の戦績を見たら分かると思うけど逃げしか選んでいない。7着は馬体がガレていると言われた。それによってこの時点のベスト体重が470~480ぐらいと判明した。
 函館スプリントSから大阪城Sまで9カ月間あるのは屈腱炎になったため。施設が高くて全然建てられないため怪我などの発生率が高い印象。怪我の発生率を下げる施設とかあるけどとてもとても建てる余裕がない。セーブコピーを使って馬券で稼げばいいんだろうけど……。




 これが配合。サンデーサイレンスのクロスで速さと底力をアップさせている。
 母のナデシコダビスタ側で用意されているホープイズハイ(モデルはアニメイトバイオ繁殖牝馬はなぜか架空名なんだよねダビスタ)とマジェスティックウォリアーの子。現役時代は15戦6勝で1億ちょっと稼いだ。ダート1200mが主戦場でOP特別も2勝している。
 なおスペシャルウィークが父だと晩成馬が産まれやすいっぽい。晩成確定なのか確率が高いだけなのかは不明。


 こういうスクショをあげるぐらいにはハマっている。
 なおウイポの新作は来年3月発売。


 それとウイポと違って騎手差はほぼ感じられない。一応騎手ごとに個性はあるっぽい。
 個人的にインを突いて抜け出す川田が強いと思った。ほとんどの騎手はそれができない。
 ルメールははいまいちに思えた、前が詰まって横にうろちょろ動いてそのまま沈むことが多かった。