MTGストリクスヘイヴンデッキ その1 白単


 さて長かったゼンディカーの夜明けとは異なりあっという間にやってきたストリクスヘイヴン。
 ミスティカルアーカイブによってヒストリックにも大きな変化がありそうで今後どうなっていくのだろうという楽しみはあるけれどもとにもかくにも新カードを試してみたい。



 話題になっていたPV(このカードの元となった世界選手権王者。熱烈な勇者がドミンゲスと呼ばれるのと同じ)は使ってみたら想像したより強い感じがする。
 帆凧みたいなカード強奪だけど、クリーチャーも対象にできる点と除去されても2マナ追加で払わなければならないのは変わらない点が頼もしい。除去されなくても2マナ余分に払えば使えるという欠点はあるものの、3/1飛行クロックは相手にとっては無視できないサイズで除去を使われる可能性が高いことを考えれば悪くない。




 また、このクリーチャーがいれば追放されたカードを使うことができなくなるのもポイント高い。今の環境だと出来事やスゥルタイ根本原理に刺さる判事はメインに入れても悪くないと思うし。現状白単のサイドに1,2枚あるぐらいだけど。

 そしてストリクスヘイヴンの新メカニズムである履修と講義。正直言うと履修カードのカードパワーが低くて使う気にならないのがほとんどだけど……。




 これはレアだけあって強い。指定した攻撃クリーチャーを強化しつつ疑似的な警戒を持たせることができる。特に神聖刃とは相性がいい。スカイクレイブの大槌を装備した神聖刃が強化されつつ攻撃した後にブロッカーとして残る動きが凶悪。


 ただ白単だと講義カードがいまいちな感じ。



 これは悪くないけど自分には少々使いこなせない感じ。ただ精鋭呪文縛りで相手の手札を見ることができていたら使いやすいかな。




 万能追放カードとしてこれは入れるけど3/2クロックを相手に渡すのは結構痛い。




 かといってドローさせるのはもっと怖い。




 これは白単アグロでは無理。コントロールやマナがたくさん出るデッキには入れている。
 講義カードは緑が汎用性高いって印象。




 これはまあ1枚入れておけば土地が詰まったときに助かるかも?




 というわけでカルドハイム期の白単をいじって作ったデッキがこれ。WCを切らずに所持しているカードで作っているから枚数はどうだろうって感じ。ただ必要なカードが多くていじりづらいんだよね……。




 これは全体破壊対策。救助犬と同じく能力発動にマナもタップも必要ないのは偉い。ただ絶滅の契機や影の評決には無力なのでレーデインで2マナ増やした方がいいんじゃないかってのはある。


デッキ
2 命の恵みのアルセイド (THB) 1
4 歴戦の神聖刃 (M21) 34
4 スカイクレイブの亡霊 (ZNR) 39
2 巨人落とし (ELD) 14
4 スカイクレイブの大鎚 (ZNR) 27
2 ガラスの棺 (ELD) 15
1 アーデンベイル城 (ELD) 238
4 光輝王の野心家 (ZNR) 24
1 軍団の天使 (ZNR) 23
4 不詳の安息地 (KHM) 255
4 無私の救助犬 (M21) 36
18 冠雪の平地 (KHM) 276
2 戦闘講習 (STX) 29
3 精鋭呪文縛り (STX) 17
2 無私の象形織り (STX) 157
2 戦闘の神、ハルヴァール (KHM) 15
1 ドラニスの判事 (IKO) 11

サイドボード
3 軍団の天使 (ZNR) 23
1 謹慎補講 (STX) 7
2 記憶留出法 (STX) 25
1 環境科学 (STX) 1