レンタルマギカ

レンタルマギカ 竜と魔法使い (角川スニーカー文庫)

レンタルマギカ 竜と魔法使い (角川スニーカー文庫)

アストラルの古株の一人である密教僧隻蓮の登場、いつきの妖精眼が穢れている理由の一端、協会に反目する組織の登場、今後いつきと穂波に大きく関わることが必然な少年の登場、など話が大きく動く。長編だから当たり前といえば当たり前か。孔雀王びいきの僕としては、密教僧の登場は嬉しい。とにもかくにも多彩な攻撃術が売りで、これによってアストラルの戦略の幅も広がる。
ちょっとだけネギま!を思い出した。先代がサウザンドマスターで、かつてのアストラルは有名な術師を取り揃えていたらしいから、それがサウザンドマスターのパーティー。猫屋敷はタカミチの位置か。
今回はみかんの出番がほとんどなかったのが不満。面白いイラストはあるんだけどさ。あと、穂波はメインヒロイン的に扱われているけれども、どう見ても可愛いのはアディの方という。