バカとテストと召喚獣 1話

最初に、アニメとあまり関係ないことを長々と。
進学校にとって何が大事か。それは簡単。何人東大に入れたか、これに尽きる。次に医学部、次に国立理系、場合によっては慶応。ここまでが超大事。私立にとって入試はとても貴重な収入源。たくさん自分の学校を目指して受験してもらう必要がある。そして優秀な学生をゲットして、大学入試結果を上げて、さらにたくさん受験してもらう。それが理想的。そして早慶、MARCH、国立文系(もちろん一定以上のレベル)と続く。
そのために、受験を考えている親向けの説明会や、親に受験学校のアドバイスをする塾向けの説明会、そのどちらでもとにかく大学合格実績が一番熱く語られる。特に優秀な結果を出した場合ね。パワーポイントで資料を映し出し、いかに素晴らしい実績を出したか力説するわけ。親が一番知りたいところの一つが大学合格実績だからね。だから、中堅以下の学校とかなると、成績優秀者には学費免除とかある。入試のときも成績優秀者は特待合格と張り出され、入学費や授業料が免除されたり半額になったりして入学してもらうような工夫をしていたり。合格実績が芳しくないと悲惨だ。営業担当の先生なんかやつれてるよ。ほぼ100%合格とかあるしね。つまり入試を受ける人が少ないってことで経営が厳しくなるんだな。
成績によるクラス分けだけど、まあやってる所もあるけど塾みたいに徹底している所はほぼない。ただ、習熟度別クラスというのはたくさんある。特に英語は多いね。成績のよい生徒にはよりレベルの高い授業を、成績の低い子には徹底して教えてレベルアップ。落ちこぼれを作らない丁寧なケアということで、これまた説明会で懇切丁寧に説明されるところ。実際、うまく機能させている学校もあって、入試時の偏差値は低いのに、大学合格実績がわりといいという学校は狙い目。学校は生徒一人一人のデータをきちんと管理しているから、入試時に偏差値低くていい大学に受かると説明会でデータがどーんと出る。BEFORE→AFTERだよ、本当に。あとは上位成績者による特進クラス(名称は様々)は結構ある。どの学年からそういうクラスができるかってのは学校によるけど。
ついでに、学校の質は校長の手腕次第。校長が切れ者なら学校は急速によくなるし、その逆もしかり。
長々と書いたけど、まあ何が言いたいかというと、ピンクっ子がクラス分けのテストで熱を出して退室→クラスFは絶対ありえないと思うんだ。クラスA候補だったってことは、学校側の「今年は東大□人はいけるな」という皮算用に入れられているのは間違いないから。体調崩して受けられなくても、後日再テストとか、普段の成績とか云々でどうとでもする。それだけ貴重なのよ。それ以外にも設定でツッコみたい所が多々あったけど、多分気にしたら負けなんだろうな。
とりあえず、前半はギャグが寒すぎて思わず切るところだった。演出はシャフトっぽい。聞いたことない会社だけど、たぶん関係者が作っているんだろうな。作画は結構よかった。SDキャラや召喚キャラは可愛い。戦闘ルールはわけわかめ
OPとEDは結構よかった、そこそこオサレだし。ただオサレOPとしては、やっぱ僕の中ではスパイラルが一番だな。あれはよかった。タイプは違うけど、ブラックキャットのOPも非常にデキがよかったなー。
このラノベがすごい」の1位という話を聞いて驚愕。えー。めちゃくちゃ売れてる生徒会の一存もつまらなかったし、これはラノベのターゲット層から完全に外れてしまったってことかな。感性が変わってしまったのだろうか。とりあえずもうしばらくは様子見。キャラの顔見せが終わって動き出したら面白くなる可能性はあると思うから。