放課後ライブを題材にゲームについて適当に喋る

基本的に、こういった女の子ばかり出るアニメにおいて僕が最初に期待するのはギャルゲーなわけで。たとえばDSのストライク・ウィッチーズも、サクラ大戦みたいに大神隊長的存在を主人公にしてギャルゲーにすればウケたと考えたり。もちろん、男を排除する世界観から賛否両論が巻き起こること必至だが、アイマス2の悲劇のようにNPCとして男を出すのではなく、あくまでプレイヤーの分身として主人公のみ男で出せばいいと思う。アイマスだってPは男なわけで。あれにプレイヤーは自分を重ねられるわけでさ。
そういったことを考えると、極上生徒会は実にいいゲームだった。主人公がオリ男だけど、あくまでプレイヤーの分身だから抵抗感はない。しかもあの作品は丁寧に作られていてボリュームもある。もちろん、共通パート長い、ミニゲームウザい、キャラによってシナリオの出来不出来がひどい、などの問題もあったけど、16キャラをしっかり攻略できるのはとても好感が持てた。
で、ネギま!1・2時間目はガンパレとか箱庭ゲームみたいな感じだったね。生徒にパラメータとAIがあって成長のさせ方で行動が変わるのがよかった。やりこみがいが実にあったわけで。同じ会社が作ったハルヒも、ゲームの製作進行次第でバグが出て、そのバグが致命的なものであったりプレイに有利なものだったり、プレイヤーがやってきた行動に対するリアクションがしっかりあってプレイしがいがあった。
他にギャルゲーではプリズムコートをぜひ推したい。これは原作がないオリジナルギャルゲーだけどさ。主人公は元トップバレーボールブレイヤーで、肩を壊してから引退してひょんなことから女子校のバレー部コーチになるわけだけど、キャラの個性、実に真っ当なスポ根、イベントの豊富さ、レア度の高いイベントがあって収集癖をくすぐる、など色々な要素があった。で、このゲームの一番の驚きは、バレーボール部分が実によくできていたこと。パラメータが低いうちはそれこそ素人でもやらないような動きで悲惨だが、しっかり育てれば育てただけ動きがはっきりとかわっていくのが実に感動的だった。なんというか、スライム1匹ひもラスボスにもザラキを使うクリフトが、最終的に回復魔法、補助魔法、攻撃を使い分け、さらにはメタル系の敵には的確に聖水を使うような。ファミコンでしかプレイしたことないから、リメイクされたやつでメタル系に聖水が効くかどうかは知らないが。
そこら辺をパクれば、けいおん!のキャラにパラメータを設けて、その成長のさせ方によって5人がライブで選ぶ曲が変わる、ライブでのパフォーマンスが変わる(ヘタするといきなり唯がうんたんしだすとか)、ミスをするかしないかにもかかわる、など多彩にすれば某動画でも流行るような気はする。主人公を、さわちゃんの補佐役の顧問みたいに無理やりすれば色々と夢が広がる。まあ、曲の失敗とか調子が変わるみたいなことをしたら容量とか色々大変なことになるだろうから無理だろうけど。
なんてーか、プレイヤーにある程度自由を持たせて、さらにプレイヤーの選択がダイレクトにゲームに反映されるとプレイヤー的には面白いと思うわけで。