週刊少年チャンピオン

今回はビジンマンに尽きるだろう。近藤豪志の新作、何をとち狂ったかと思ったら「原作 永井豪」!! 超納得。モロ永井豪だ。なんてーか、今のご時世でこれは古いを通り越してむしろ新鮮なノリだ。女装男子というあたりが今風? てか、股間とかどうしてんだろ。どう見ても女だ。今回の短期集中連載で余程外さない限りはレギュラーに加わりそうな予感。
侵略!イカ娘、子供たちのイカ娘に対する結束力は素晴らしいね。
ハンザスカイ、カラー見開きがあざとすぎる。単行本でそこだけは無理にでもカラーにするべきだな。てか相手、ヘタな小細工しなきゃ、実力的にほぼ互角だっただろうに。いや、だからこそ確実に勝ちにいったとも言えるか。とはいえ、これが反則になる理由がよく分からない。
ミツドモエ、今更のふたば追加設定。過去の幽霊ものにおける反応に矛盾点がないか誰か調べてほしいところ。
弱虫ペダル、やっと総北の話になったか。
聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話、レオの物まねぶりが神の領域に。まさかの12黄道同時発射。獣魔術の「出でよ、全ての獣魔!」の卑怯ぶりを思い出したり。
キガタガキタ! 恐怖新聞の亜種か。まあ、悪霊に色々な種類があるのはむしろ自然か。そして、寿命百日で好きな女性と付き合えるなら安いものだと考えた男は僕を含めてどのぐらいいるだろうか。しかも、恐怖新聞みたいに強制的に来るわけじゃないし。今回はセクシーな恐怖新聞が一番の見どころか。このリメイク作品は、原作の顔芸や理不尽さがないけれども、恐怖新聞のキャラクターはいいと思う。もう少し焦点を当ててほしいところだが……。
それはそれとして前回の話、続くかと思ったらあれで終わりだったのか。何と言うか、手塚治虫ブラックジャックに近い終わらせ方だ。起承転結の結の導入部で切るという感じ。分かりづらい言い方だが。
釣り屋ナガレ、いつまで続くんだろう。完全に方向性を見失っているよなー。ナガレが日本全国を旅して一期一会の釣りをしながら、たまにお嬢様がエロアクションをしてくれるだけで十分なのに。