ミニスカ宇宙海賊 8巻
- 作者: 笹本祐一,松本規之
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2012/04/20
- メディア: 新書
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7巻の続きの話になっていくとばかり思っていたら、髑髏星では海賊ギルドの話はまったく進まず、新キャラ登場&相変わらずのグリューエル無双で1章が終わり、そこから別の話が始まって驚いた。あれ? てっきり、また3巻構成ぐらいの話だと思っていたのに。いや、話の連続性がないだけで、大きな枠組みでは一つのストーリーなのかもしれないけど。
そして、チアキチャーンの出番が一行もなし。いや、本当に原作では出番ないなあ。リン部長の出番は今回もかなりあったのに。
今回はいつも以上に地味な話って感じ。なんてーか、今後の話の伏線かもしれないし、今回だけで完結しているかもしれないし、なんとも微妙な感じではある。とはいえ、茉莉香にも見せ場があったし、なんだかんだで成長している感は伺えるのがよかった。
ただ、相変わらずエピローグ的な部分が面白そうなのにもかかわらずものすごく短い。なんてーか、余韻とかそういうのを考えないで、最後にぽろっと呟いただけって感じなのはもう少しどうにかならないかなーとは思う。
それにしても、モーレツ宇宙海賊のモーレツって作者が決めたのか。ミニスカをタイトルに使えないということで相乗効果を狙っていた編集部が大騒ぎってのが笑えた。
そしてアフレコ、声優スケジュールがどうなるか分からないからって去年の4月だったのか! かなり早いんだなあ。