アイドルマスター シンデレラガールズ 25話(最終話)

終盤総集編や特番が多かったわりに、ライブが……。
なんというか、ニュージェネで回想シーンが入るところ、一般的なアニメやドラマだと定番というか王道だと思うんだ。感動するであろうシーンだろうし、制作陣はそういうのを狙っていたはず。
でも、これはアイドルアニメなんだよね。ライブシーンを見せてなんぼなんだよ。極論を言ってしまえば、他がどんなにダメでもライブシーンさえデキがよかったら許される。そのライブシーンを回想で手抜きをしたように見えてしまうこの演出は失敗だったんじゃないかなあ。あ、新曲そのものはよかったと思う。

舞踏会が想像していたのと違った。あれだ、東京ゲームショウニコニコ超会議みたいなノリだったな。アイドルとファンの距離がかなり近くて警備がとても大変そうだ。

2期の終始暗かった雰囲気といい、制作陣がアイドルアニメのことをよく分かっていないで作ったって印象しかない。一般的なアニメというか、意識高い系の「アニメでも一般の視聴に耐えうるドラマを!」みたいな匂いを感じるんだよね。それってアイドルアニメにはまったく求められていないんだよなーと。特にアイマスのように萌え主体の消費者がメインであるものには。
でも、一部のアイドル個別回は面白かったし、今回にしても所々いいシーンはあるから完全にダメってわけでもないんだよね。単に、期待値には届いていないってだけで。
あれだ、常務を出した意味がほとんどなかったよね。結局常務自身がほとんど掘り下げられなかったのがなあ。まあ、ヘタに尺を使って掘り下げられても困るけど、明らかに常務が出てからの失速感が半端なくてさ。
色々もったいなかったなあ。アイドルアニメのことをよく知っているスタッフで作ったら全然違うものになっていたはず。

どうでもいいけど、格付けチェックで生ハムメロンの正しい食べ方とかあったな。最初にメロンと生ハムを分けて、メロンは食べる分だけカットして、生ハムと一緒に食べなければならないと。僕はメロンはメロンで、生ハムは生ハムで食べたい派です。