映画『MERU/メルー』が面白かった。それはそれとしてamazonプライムビデオでガルパン最終章1話を無料で見られたのか……

amazonプライム会員の特典の一つとしてamazonプライムビデオの一部が無料で視聴できるというものがある。これが結構よくて、見たいと思った映画はとりあえずamazonプライムビデオで無料でやってるかどうか確認することから始める

今回視聴したのがMERU/メルーって映画なんだけど、その前に気づいたこと。ガルパン最終章の1話も無料で見られるのね、後で見ないと

MERUって映画は登山のドキュメンタリー映画ヒマラヤ山脈メルー中央峰にある「シャークスフィン」とも呼ばれる岩壁に挑む3人のトップクライマーの物語。なお3人ともその世界ではものすごく有名で、特にこの映画の監督でもあるジミー・チンコンラッド・アンカーは言ってみればレジェンドと呼ぶのも陳腐に思えるレジェンド級の登山家

ジミー・チンはやばい。この映画の監督もやってるように多才。この映画の何が凄いって作中の映像が実際のものであるということ。そもそも数多のトップクラスの登山家をはねのけてきた岩壁だから彼らでないとそもそも撮影できないという。真の意味でドキュメント映画だから映像の迫力の説得力が違う

映画の構成はこの3人による最初の挑戦→次の挑戦までのドラマ→二度目の挑戦なんだけど、次の挑戦までのドラマにあたる部分がまさに事実は小説より奇なり。え、正気? って感じ。常々思うけどやっぱ危険な登山に挑む登山家はやばいわー、マジやばいわー。情熱が凄まじい

あとコンラッド・アンカーの半生(というほど長くはないけど)も凄まじかった。これもまた事実は小説より奇なり。なおこの人の一番有名な功績が、「なぜ山に登るのか。そこに山があるからだ」(山は日本での意訳で実際の発言はエベレスト限定)で有名なジョージ・マロリーの遺体を発見したこと。この功績があまりに有名すぎて彼の登山家としての偉大な功績が霞んでしまっているという苦言が作中にあったっけ