MTG テーロスデッキ8個目 対赤単セレズニアデッキ

BO1プレイにおいてはあまりに赤単が快適すぎてともすれば赤単面に堕ちてしまうわけだけど、実際問題赤単が強すぎて赤単の対策を考える必要はある。

個人的に楽に感じるのは赤単をメタった赤単だと思う。

アナックス対策として溶岩コイルや焦熱の竜火のようにタフネス3のクリーチャーを追放できる火力を採用している赤単はたまに見る。プレイヤーを焼けないという欠点に目を瞑るほどアナックス対策を重視する感じ。

あとよく見られる対策は焦がし吐き、熱烈な勇者、蒸気族、アナックスの効果により出てくるトークンなどのタフネス1クリーチャー除去を重視するカードの採用。




これはちょくちょく見る。自分の赤単ではショックのかわりにこれを採用しているけど実際赤単相手に便利。1マナ重くなるけどインスタントでプレイヤーにも割り振ることができるから色々と便利。




数えるほどだけどこのカードも見たことがあるけど……さすがに赤単をメタりすぎという感はある。赤単以外相手では腐る可能性が高いのがきつい。

あとはレッドキャップの乱闘と初子さらいを赤単メタ赤単デッキで使われているのを見たことがあるかな。


ただまあ赤単ばかり使っているのも飽きるので久しぶりにセレズニアで組んでみた。



セレズニア狼として使っていたデッキを大きく変えた感じ。一応狼は11枚だから狼デッキと名乗れる……はず。




灯争大戦のときかM20のときか忘れたけどバントやセレズニアのデッキのサイドボードで対赤単用にこのカードが採用されているのを何度か見ていて今回の採用とあいなった。
格闘で相手のアグロクリーチャーを除去しつつ3点回復するのがアグロに対して有効な動きとなる。

とはいえトルシミールは5マナ。今のアグロは最速4ターンで20点削りきるのでトルシミールだけに頼るとまず負ける。




そこで採用されたのがアゾリウスコントロールでもおなじみのこれ。セレズニアで土地を探すといったら1マナの開花//開墾(あっちは平地か森の選択)があるけど、当然0/4も目当ての一つ。さらに土地を探すカードの採用で土地枚数を24枚に絞ることができた。
ライフ回復でヘリオッドの効果を発動することができるのもいい。あ、ヘリオッドは1枚しか持ってないから1枚しか入れてないけど本当は3枚入れたかったかな。

また、元々セレズニア狼デッキでは楽園のドルイドを採用していたけど呪禁があるとはいえクリーチャー故の不安定さがどうしても気になったので不採用。楽園のドルイドは2マナ→4マナのジャンプができるのは大きいけどこの英雄譚の方が対赤単には向いている。4枚投入したかったけど序盤以外では微妙なので3枚になった。




これは強そうで正直微妙ではある。破壊不能をつけるのマナシンボルがきつい2マナを求められるから出すタイミングが難しい。
でもまあすぐ出す。赤単における蒸気族みたいに除去の囮要員として考えている。基本的に放置することができないカードだからコイルや立腹などをこのカードを除去するために切ってくれたら成功という感じで。もちろん生き残ったらそれに越したことはない。




便利カード。これとメレティスのおかげで全体的に重いカードが多いこのデッキが何とか動く。
このデッキはETBもちクリーチャーが多いのでブリンク能力は当然強いし、序盤では占術2が本当に便利。ライフが心もとないときはもちろんヘリオッドがいればライフ回復能力の使用でもいいので序盤・中盤・終盤と腐ることはほとんどない。




オーコが禁止されたことで見る機会がほとんどなくなったけど食物トークンが1個でもあればかなり活躍できる。最悪アナックスと相討ちでもいい。
ガチョウで食物トークンを安定して生産できればいいんだけどそれはまあまず無理。




悠長に見えるけど使ってみると役立つ機会が多い。3章の2枚ドローが偉すぎる。それがメインなんだけど2章のドーピングで1/1トークンを4/4にできるのも単純に強い。もちろんトークンじゃなくて別のクリーチャーを+3/+3してもいい。




これはお洒落枠。飛行クリーチャーを防ぐ手段として飛行クリーチャーを入れようと考えていたら何となく目に入った。5マナあればという前提になるけど宝剣による死を1ターン先延ばしにできる。
……ヘリオッドを2枚持ってたらノータイムでこれのかわりに2枚目のヘリオッドを入れる。飛行クリーチャーの除去は格闘除去と払拭の光でいいよ。


何度か赤単とやってみてそれなりに勝ってはいる。秋の騎士の4点回復が活躍したことも。でもまあ試行回数が少ないのでまだ何とも言えない。
あと夜群れの伏兵のおかげで夢さらいが出てきたアゾリウスコントール相手にごり押し勝利できたことがあった。