MTG 禁止改定




 というわけでスタンダードとヒストリックでこの2枚が禁止カードになった。ヒストリックでは一時停止って措置だから厳密に言うと違うっぽいが。

 創案の火については仕方ないよねと。置いたら起動能力を含めればマナが実質3倍になる強さは自分で使っても「これはずるい」ってなるもんなあ。しかもサイクリングは相手ターンに使えてサメ台風で相手ターンに結構大型の飛行トークンを出せるともあればもう……。
 カードプールが広くなればなるほど悪用の幅が大きくなるから遅かれ早かれくる禁止がついにきたという感じ。

 工作員に関してはイコリアから禁止を出したくなかったんだろうなあというのが第一印象。
 そもそも2020で出た当時はリアニデッキで使われるぐらいで、テーロスになってウーロを入れたシミックランプとタッサのブリンクで悪用されるようになってようやく環境入りという感じだったがそれでも全力でマナを出すことにだけ注力して最速4ターン?

 まあそれでも十分脅威なんだけど、やっぱイコリアでルーカとウィノータで軽々と踏み倒せるのとヨーリオンで再利用できるのはまずかった。
 特にウィノータガチャだと最速3ターンで土地が奪われてもう対処しようがないもんね。

 だから踏み倒すカードであるウィノータとルーカを禁止にすべきだと思うんだけど、まあシミックランプで再びよく見るようになるかもだから禁止が丸いのか。




 ただヒストリックでこのカードがノータッチなのは解せない。ヒストリックでは工作員が使われることよりも




 これによって最速3ターン?で殴りきるデッキが主流。ヒストリックプレイがこれで溢れかえったら嫌。今は絶望的な環境のスタンから逃げてヒストリックをプレイすることが多いからそう思ってしまう。

 でもまあウィノータはヒストリックでもそのうち禁止されると思う。場合によったらネクサスみたいにスタンのBO1で禁止というのもありえるかもしれない。工作員がなくてもケンリスやハクトスを出されてもきついわけで。過剰な踏み倒し能力はやっぱダメだって。


 そして相棒システムにもメスが入る。
 3マナソーサリータイミングで相棒を手札に加えるというステップが入ることでテンポが遅くなる。これを相棒全部に一律適用だからほとんどの相棒の価値がかなり下がったのが大雑把すぎるかなあ。
 だって肝心のヨーリオンは遅いデッキだから3マナカード消費なしでヨーリオンを手札に加えるってのは普通に強い。もちろん前よりかは弱くなったけどこれからも使われる気がする。

 ルールスに関しては相棒としてではなく3,4枚デッキに入れるデッキが増えるかも?