MTG 精神迷わせの秘本は使える 魔術遠眼鏡はできればメイン投入



 このカード、最初見たときは1ドローに2マナ使うこと、使用回数に制限があること、アーティファクト故に置くときは自分のターンに使わなければならないこと(予期の力戦があれば別だが)から微妙に感じたけど試しに何回か使ってみたら考えが変わった。

 一度出せば相手ターンエンドに2マナで1ドロー、もしくはマナがなくてそれでも必要なカードを探すために占術1を4回使えると考えるとかなり強い。
 4回使い切って追放されるときに4点ライフ回復してくれるのがかなりありがたい。
 4回カウンターがたまる前にテフェリーで戻して再利用するのも強いし、伝説でないため複数並べられるのもまた強み。
 何よりも無色故にドローが弱いデッキではかなりありがたい存在になりそう。



 青が出る遅いデッキならこのカードも候補になる。このカードは瞬速がついていることもそうだが何より占術2が強い。アグロが展開しているときに急いで全体除去を探すときには占術2がものすごくありがたい。

 ただし秘本も「フルコントロール」にすれば自ターンのアンタップ→アップキープ→ドローのドロー前にもう一度起動できる。それによって直前の相手ターンにドロー→占術1で疑似的な占術2になるし、2マナ使えば合わせて2ドローになる。もちろんカウンターが4つたまるまでだが。

 アグロではさすがに出番がないだろうけど遅いデッキなら採用を一考して悪くないカードだと思う。
 昨日紹介したビッグレッドには胸躍る可能性を3枚入れていたけど、正直捨てるカードにものすごく悩む(特に序盤)ので3枚全部秘本に変えた。



 そして2021のカードでないけど今のデッキにメインからなるべく入れておくべきカードがあると思う。



 それがこれ。
 ウギンの脅威とおさらばできる。別にウギンじゃなくても起動型能力を持たないカードしか入れていないデッキはあまりないと思うので腐ることは少ない。さすがにアグロ系に入れる余裕はないが。

 最初に手札を覗くことができるのもポイントで戦略を立てやすくなるし、手札に放置できないPWがあればそれを指定すればいい。適当なものがない場合は手札からある程度デッキ内容を類推してとりあえず脅威になりそうなものを指定することになるけど。
 相変わらず日本語はフリガナのせいで指定がものすごくやりづらいのがネック。

 ウギンランプと当たらないことの方がずっと多いけどこのカードをメインに入れて腐ったことはほとんどない。大体はPW指定になる。




 腐るのが嫌だったらこのカードから遠眼鏡を呼べるようにしたらいい。墓地対策の墓掘りやランタン、呪禁対策の影槍、マナを切実に伸ばしたいときのための紋章旗、さっき紹介した秘本、白が出るならガラスの棺、などをサイドボードに入れたらいい。
 カーンが出ていたらかまどが起動できなくなるのもポイント。

 なお今自分が使っている4CPWには遠眼鏡2枚(サイドボードに追加で2枚)、カーン2枚、さらに鏡細工(状況によって遠眼鏡、払拭の光、エル勝つをコピー)2枚を入れている。