MTG2021デッキ その8 灯狩人のマスティコアを使ってみたい。ついでに驚異の作り手、ダラコスも
……これ、どう使えばいいんだろう。プロテクション(PW)の最大の目標であるであろう3テフェリーは禁止されたし、とにもかくにもマスティコアだからってキャスト時の1枚ディスカードがあまりに重い。それならもっと能力を盛ってくれてもと思わざるをえない。
でも何だかんだ3枚になってしまったのでこいつを入れたデッキを考えてみることにした。
無難なところではディスカートを利用できるリアニ。もしくはウーロやクロクサなどの脱出カードがあるデッキに入れるか。
ただアーティファクトで墓地利用と言えば……。
エムリーがいいかなと。それなら以前エムリー、鋼の監視者、きらきらを入れた白青デッキで作ってみようと思ったけどそれだとほぼ同じ構成になってしまう。
で、同じく3枚持っていて一度も使ったことのないレアのこれに白羽の矢を立てた。アーティファクトとアーティファクト起動コスト限定とはいえ無色2マナを生み出すマナクリーチャーとして使えるクリーチャー。
とりあえずデッキはこんな感じ。石とぐろの海蛇を監視者で強化していくだけでそれなりに戦える。ダゴラスの装備品についての能力を生かしたかったけど装備品を色々入れる余裕はなかった。メインには影槍と鏡の盾を1枚ずつ。
無色がメインということでウギンも入れている。6ウギンを出せたら無色カードのコストが2安くなるのがかなり助かる。さらに無色カードがほとんどなので精霊龍の追放効果の被害をほとんど受けない。
これはエムリーと非常に相性がいい。長期戦になりがちなので、占術2と2ドローを毎ターン再利用できるようになると非常に心強い。
これはアグロ対策を兼ねているカード。相手がアグロだったらさっさと1/4飛行壁として使う。
こちらはアーティファクト限定ではなく無色2マナを生み出すマナクリ。これも入れたら重いコストの呪文も入れられるかなあと。
このマイアと比べるとダゴラスは色拘束が強いものの3マナで2/4と火力ではなかなか焼かれないタフネスが魅力。
……正直言うとダゴラスのために赤を足すのは悪手だよなあとは思う。赤を入れるメリットとしては火力除去を入れられることだけど入れる余裕がなかった。アグロ対策に炎の一掃を入れたかったがエムリーが一緒に焼かれるので断念。
一応赤要素を少しでも出したいと色々悩んだ末に願いのフェイから持ってくるカードとしてこれをサイドに入れた。使われているところを一度しか見たことないけど結構強いと思う。
2枚入れたけど1枚は爆発域にした方がよかったかもしれない。
マナは結構出るのでせっかくだからとギルドパクトのスフィンクスを入れた。単体除去には単色呪禁によってかなりの耐性がある。さらに5色扱いなので、願いのフェイから持ってくる宇宙儀で5枚ドローできるのもポイント。
こいつに関してはマナが結構出るようになったときに出せれば全体除去を破壊不能で耐えられるし、PWに対しては1マナ1ダメージ換算なのでかなり強く出られる。
……まあ今のところ実戦で活躍したことはないが。PW使う相手の時に引けない。勝つときは監視者パンプのビートダウンが決まるか8ウギンで相手投了って感じ。
そして強いか弱いかと聞かれたら弱い。エムリーや監視者を丁寧に除去されたりこちらの態勢が整う前にアグロに轢き殺されるのが大半。