MTGゼンディカーの夜明けデッキ その7 赤緑上陸


 ローテーション前はアグロだとグルールアグロが好きだった。生皮収集家、ザル=ター、呪文砕きを順番に出すだけで十分強かった。それらをなくしたグルールは上陸デッキとなる。



 グルールアグロなら宝剣は必須だろうと思うけど、なんだかんだ引くことなく勝負が終わることが多い気が常々していたので今回は抜いてみた。入れた方が強いだろうけど。



 
 定番の上陸コンビ。1Tヘルハウンド 2T山火事 3T山火事から小道で4/5・5/5・5/5アタックとブン回るとさすがに強い。とはいえどちらも上陸しないと貧弱だから丁寧に除去されるとつらい。なおこのデッキは片面土地8枚含めると土地が30枚とデッキの半分を占める。




 そしてもう1枚の上陸カード。地味に強い。緑のダブルシンボルとトランプルがないのが気になるが、それでも土地を兼ねつつ上陸で+2/+2される3マナ3/3は十分強い。

 アグロはアドベンチャーの野獣5/5が大敵。1/1を除去して攻撃を封じてもブロックはできるからアグロのクリーチャーは何もできなくなる。その野獣をどうにかするために……だけが理由ではないけど



 これを採用した。上陸していない山火事なら1/1で野獣が攻撃できるし、攻撃できなくてもブロッカーから消えるだけでもいい。




 処分手段が片面土地版投げ飛ばし。一応原初の力を使って相手クリーチャーと格闘させるのもありだけど5/5を倒せるクリーチャーが相手の場にいることは少ないだろうし、そもそも原初の力が手札にあれば野獣を処分できるはず。

 アグロで序盤からがんがん攻めれば、初子さらいで奪ったクリーチャーを処分できなくてもブロッカー1体をどかして殴ることでも十分な状況になっていることも少なくない。


 このカードのもう一つの役割は小道を起動して7/7になったマンモスを投げ飛ばすこと。小道がなくても5/5で5点ダメージ。使うときはとどめで実際これでフィニッシュということも何回かあった。


 実際使ってみるとまあまあ勝てるけどやっぱりアグロは厳しいなあと改めて思ってしまう。特に後攻だと本当に厳しい。先攻と後攻の勝率がヘタしたら3倍ぐらい違うかも。



デッキ
7 山 (UST) 215
7 森 (UST) 216
2 終わりなき踊りのガリア (THB) 217
2 ケルドの心胆、ラーダ (M21) 224
4 原初の力 (M21) 197
4 義賊 (ELD) 138
4 砕骨の巨人 (ELD) 115
4 岩山被りの小道 (ZNR) 261
3 カザンドゥのマンモス (ZNR) 189
4 寓話の小道 (ELD) 244
2 棘平原の危険 (ZNR) 166
4 アクームのヘルハウンド (ZNR) 133
4 山火事の精霊 (ZNR) 221
3 カズールの憤怒 (ZNR) 146
4 初子さらい (ELD) 118
2 探索する獣 (ELD) 171