MTGカルドハイムデッキ その3 黒単除去コントロール




 これが強いと思うので、これを使った黒単コントロールを組んでみた。




 何のひねりもない除去コントロール。ターグリッドは4枚でいいと思うけど2枚しかないのでとりあえず2枚で運用している。ウギンはまあこのテのデッキではお約束として1枚入れておいて損はないはず。
 相手のクリーチャーをひたすら除去して数少ないクリーチャー、ランタン、攻撃できる土地でライフを削る。




 スカイクレイブの影はやはり継戦能力が高くて重宝する。また、ランクルの生贄モードで生贄にして土地を置いて再び場に出すのも単純ながら強い。もしターグリッドをクリーチャー側で出せていたら生贄にされたクリーチャーをこちらの場に出せるのでお得。

 クリーチャー数が少ないこのデッキではターグリッドをクリーチャーとして出したらいい除去の的になるが、相手のデッキや手札の状況に応じてはクリーチャーとして出していいかも。もし4枚あれば先にアーティファクトで出して手札を絞っていけたら安全に出しやすかったんだろうけど。



 これを一時期入れていた。これが場にいるときに除去されたクリーチャーをマナさえ払えば出せるようになる。とはいえ氷カウンターが乗っていても屍術師がいなければ蘇生できないので、除去のいい的になるこれは即抜けていった。

 全体除去としてはお約束の絶滅の契機はもちろんとして、



 これを採用した。灯争リリアナの-4と同じ効果。単体除去が18枚入ってるので2体でも十分だと思う。予顕すれば4マナ全体除去。正確には2+4だが。奇数偶数と分かれていて絶滅の契機の効果が薄いときに輝くはず。




 これは-3があまりにも頼りない。黒のアグロデッキなら自身に被害が及ばない形にしやすいので採用できるだろうけどクリーチャーが少ないこのデッキではいまいち。




 そしてこれ。実戦では1体のPWを破壊することに何度か使った。クリーチャーが少ないこのデッキではリアニメイトはおまけだけど雪原土地を多く入れているこのデッキではランクルも対象にできるのがいい。ランクルは状況によっては自身を生贄にして相手のクリーチャーを生贄にすることもあるので、速攻を持っているランクルをリアニメイトしてとどめを刺すという場面が複数回あった。


 勝率は悪くないと感じた。もちろんまだ試行回数が少ないからあくまでも現時点ではというだけだが。
 ランタンがかなりいやらしく相手を縛る。置物破壊が得意な白や緑相手だと除去されてしまうこともあったが、それ以外の相手にはこのカードを場に出してあとはひたすら除去で勝つということが多かった。

 除去にかなり比重を置いているので、それらが腐るコントロール相手はしんどい。特に打消しがある青相手はかなり不利。
 あとエンチャントは一応2枚破壊できるカードを入れているけどアーティファクトを破壊できないのが難点。赤黒にしてアーティファクトを破壊できるようにしたりクロクサを入れたりする方がデッキとしては強いと思う。



デッキ
9 冠雪の沼 (KHM) 281
9 冠雪の沼 (KHM) 280
3 ロークスワイン城 (ELD) 241
2 雪上の血痕 (KHM) 79
2 恐怖の神、ターグリッド (KHM) 112
1 精霊龍、ウギン (M21) 1
2 ターグリッドの影 (KHM) 113
2 悪ふざけの名人、ランクル (ELD) 101
3 血の長の渇き (ZNR) 94
2 這い回るやせ地 (ZNR) 262
2 スカイクレイブの影 (ZNR) 125
4 無情な行動 (IKO) 91
2 エルズペスの悪夢 (THB) 91
2 ハグラの噛み殺し (ZNR) 106
2 食らいつくし (THB) 90
2 絶滅の契機 (IKO) 88
3 精神迷わせの秘本 (M21) 232
3 エレボスの介入 (THB) 94
1 不詳の安息地 (KHM) 255
2 アガディームの覚醒 (ZNR) 90
2 大群への給餌 (ZNR) 102