けものフレンズ2 2話

1期と比べるのは酷なんだよね。たつき云々関係なしに、1期は旅の目的が「かばんちゃんが何の動物か知りたい」で、その目的が視聴者の「人間どうなったんだよ?」「フレンズってどんな存在なんだ?」という疑問とイコールになっていたからメインストーリーに入り込みやすかった。
2期はそこらへんが全部ではないにしろある程度明らかになったことで、世界そのものへの謎というものが基本的になくなったから世界の謎を解き明かすみたいなポストアポカリプスもののおいしいところが味わえないという不利があるんだよね。
そして2期の旅の目的は「キュルルの家を探す」ということでスケールが小さくなった感がどうしてもぬぐえないのと、さらに正直言ってしまえば同行者としてサーバルカラカルの二人もいらない……ぶっちゃけカラカルの存在意義がないというのがきつい。もしかしたら今回のボスがでしゃばらずモノレールの運転手というだけにとどまっているのは同行者を減らすためかもしれないけど、1期のサーバルとボスの両ポンコツぶりが良い味を出していただけにどうしてもパンチ力が薄まっている。
結局のところ2話は本当に単調な話だったというか、なくても問題ない回だったとすら思えてしまう。今後の伏線があったのかもしれないけど。
ジャイアントパンダは可愛かった、特に下半身にフェチを感じたね(`・ω・´) レッサーパンダは、今はレッサーが差別だってことでレッドパンダと呼ぶこともあるんだっけ? そういうどうでもいいことが頭の中をよぎった。
で、AパートとBパートのつながりはひどかった。いきなり滑車?みたいなもの以外何もなかった場所に遊具が忽然と出現して早送りしすぎたのかと思ったぐらい。あとで組み立てシーンが回想でくるかと思ったがそんなことなかったし。一応レッサーパンダが遊具の部品か残骸が周囲にたくさんあるって触れていたからまるっきり唐突ではないんだけど、一瞬でいいからその残骸を見せるべきだったと思う。

ゲゲゲの鬼太郎 40話

さら小僧の話は3期のやつをよく覚えている。もっと規模が大きくてあの歌は河童全体で大切にしていた歌とかだったっけ。鬼太郎は最初は河童側だったけど、人間側に入院中の娘を励ますために大賞を取らなければ云々という事情があって結局人間側に味方。なんやかんやで河童も一緒に出ることで合意したけど肝心の河童が超絶音痴で全ておじゃん。でも娘はリハビリを頑張るみたいな、まあこれが落としどころだよなって感じだったかな。
4・5期は記憶にないけど、調べてみるとそれぞれ歌に仕掛けがある話みたい。
で、6期は完全にダーク路線。6期の鬼太郎でたびたびやるタイプの話で、個人的にはこういう話をもっと見たいかな。ねずみ小僧もさりげなく核心をついたことを言っているし。ネタがすべる、二度目のブレイクが崩れ去る恐怖に耐えかねて家族との絆よりも栄光を求めた自分勝手な芸人で最後は自業自得で破滅してしまったが、そんな芸人の気持ち、人間の弱さが分かりやすく描かれていたのが好感触。愚かな人間を描写するやつでも「自分勝手だけど、うん、分かる……」という感じがなんとも。

かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 2話

ここらへんで「あれ? 会長ひょっとしてポンコツじゃね?」ってのが分かるんだよね。カナヅチ、虫が苦手、その他たくさんダメなところがあってよく高校でボロを出さずにやってこれたなと。まあそれ以上に美点があるからというのはあるけど。そのことがらみで藤原書記が盛大に巻き込まれていく一連の話ができあがってそのシリーズが一番好き。アニメだと二つぐらいしかやれなさそうだけど。

revisions リヴィジョンズ 1・2話

今期なんか多いCGアニメ。そして変わった試みよしてNetflixだっけ? そこですでに全話公開されているらしい。
これは面白い。漂流教室やダイ・ソードだと学校だけの転送だったが渋谷がまるまるやばい未来に送られたと。そしてリヴィジョンズなる敵に対抗できるロボットに乗れるのは主人公たちだけという、子供が行き過ぎた力を持っているあたりはリヴァイアスも思い出す。とはいえミロという存在と、意外と有能な区長&警察がいるからマシではあるか。
とにかく主人公に感情移入させないように作られているよね。俺は英雄だ! だから特別扱いしろ! みたいな、普通なら序盤でやられる脇役っぽいキャラだ。増長の仕方が半端ない。近いうちに思い切り痛い目をみそうだ。そして反省してようやく主人公らしくなるパターンだな。ただあの状況下でも人命に関してかなり配慮していたから悪い奴でないことは間違いない。
で、リヴィジョンズの幹部っぽいのは人型だけど獣耳だったりして普通の人間じゃない。そして人間を救う云々言っていて、あのシヴィリアンとかいうメカが人間を回収しようとしていたことを考えると、過去の渋谷を丸々転送させたのはこいつらの仕業でその時代の人間の何かを必要としているという感じ? 遺伝子汚染が進んで汚染前の遺伝子が欲しいとか?
とにかく続きが気になるタイプの作品だ。そのぶん謎が明らかになる後半がダメだと一気に駄作認定されるパターンでもある。正解するカドとかそうだったなあ……あれもCGアニメだったなあ……。

えんどろ〜! 2話

1話と魔王撃退の展開が違ったのは何か意味があるんかな。過去に戻るときにあからさまなカットインがあったし、もしかしたらすでに何度もループしている世界なのかもしれない。
とかそんなことも考えたけど、基本的に何も考えずにゆるゆると「○○可愛いなあ」と見ればいい作品だよね。カードマニアの水色髪の子がわりと気に入ったからそれ目当てでもう少し視聴を続けるか。

荒野のコトブキ飛行隊 1・2話

空のガルパン……かと思ったけど地味でどうにも話に引きこまれない。ガルパンは舞台が現代風近未来日本で分かりやすいっていう強みはあったけどさ。
やっぱCGがよくないのかなあ。手書きのモブの方があからさまに可愛いのは印象悪い。CGと手書きの使い分けがねえ。戦闘シーンだけCGなら分かるんだけど日常でも主人公たちと一部キャラだけCGだから浮いてしまう。
あと空戦が非常に地味。世界設定がよく分からないけど機銃のみでミサイルがないから絵的にものすごく地味になってしまう。1話の発艦シークエンス、それ以上にSEにものすごく力を入れているのは素人でも分かるけど、素人だから正直「すごいなー」ぐらいしか伝わってこない。ミリオタだったら何か響くものがあるかもしれないが。
それを考えると、戦車道は素人でも戦車にハマってしまう魅力があったからガルパンはやっぱ凄かったという再認識。
CG以外でもキャラに魅力が感じられないのもつらい。主役クラスの6人のうちまだ2人しか顔と名前が一致しない。そして、自主的に覚えようという気持ちが起こらないんだよなあ。ガルパンは戦闘中にかなり喋ってたけど、たぶんこの作品は戦闘のリアルさを追及する方向で戦闘中は会話がほとんどないから間が空きすぎる感がある。効果音を邪魔しないようにって配慮もあるだろうけど。
なんていうか世界設定やキャラ設定がすべて分かっている人が自分のその知識前提で話を作っている感じがあって見ていてもストーリーが脳を上滑りしていくというか。
いや本当に面白さがここまで違うと……うーん……。たびたびガルパンで比較して申し訳ないけど、あれは1話の冒頭から「ん……これは!」って感じで引かれるものがあったけどそういうのがまったくないのがなんとも。

デート・ア・ライブ3期 1・2話

1・2期は見たけど内容をほとんど忘れている……。とりあえず四糸乃が可愛かったからそれでいいやという思考停止状態に。
こういう入れ替わりって最初に主人公と接したのが偽者ってパターンが多くて今回だと妹司令か。まだ消されていない4人?に残っているようだしやっぱ妹かねえ。