MTG2021デッキ その6 イゼットフラッシュ with 大食の巨大鮫


 3テフェリーが禁止になったことでフラッシュが増えることが懸念されている。
 シミフラを握れば勝ったも同然では!?
 ……とはいかないわけで、対戦相手が使うシミフラは強いのに自分で使うシミフラは弱く感じる……アグロに駆逐される。

 なら炎の一掃でアグロを一掃できるイゼットフラッシュだろうと組んでみた。BO1プレイならアグロが多いから炎の一掃は実際役立つ。
 ただイゼットフラッシュはフィニッシャーが心もとない。炎の一掃を採用すると塩水が採用しづらくて抜けちゃうんだよね。借り手と巨人だけでもかなりいけるんだけど、やはりシミフラの狼があまりにも強すぎる。




 で、当初弱いと思ってまったく使っていなかったこのクリーチャーを急遽動員することになった。エリマキ神秘家と比べると1マナ重く打ち消せる範囲が狭いのがつらいが、それでも5/4というサイズはフィニッシャーとして十分ではある。




 飛行を持っているこの2枚の方がフィニッシャーとしての信頼性は高いと思うけど、鮫の打消し能力の方が役立つと判断した。





 デッキレシピはこんな感じ。霊気の疾風を入れるかどうか悩んだけどBO1プレイは白単黒単も結構いるので腐る確率がそこそこ高いから不採用。戦場に出た巨人をデッキトップに戻すってことはできるから完全に腐るとは言えないけど……。




 これは他の確定打消しと比べて1マナ重く除去されるデメリットはあるものの、効果自体はやはり強力なので採用。




 そして打ち消せなかった巨大クリーチャー対策として借り手4枚だけでは心許ないと考えてエンチャントオーラを採用。瞬速を持っていないのがかなりつらいところだが、能力をすべて失って1/1になり炎の一掃の圏内になることから採用。




 これと迷ったけど攻撃力が-2しかされないから巨大クリーチャーの脅威を消せないんだよね。


 とりあえずアグロへの耐性はシミフラよりは間違いなく高い。
 鮫も想像していた以上に活躍する。正直言ってそこが一番驚いた、意外とやれるじゃんと。
 とはいえシミフラの狼みたいな問答無用の制圧力はないからジリ貧になりやすそう。まだ試合回数が少ないので何とも言えないが。