クリスマス・イブ

色気もまったくない白夢です。明日から仕事が猛烈に忙しくなるし。約3ヶ月。
今日はとある用事で新宿ヨドバシカメラに行ったんだけど、時計総合館に向かう途中にゲーム・ホビー館があって長蛇の列が。いや、マジで長蛇。道路またがってたし。何事かと思ったらDSか。最近職場近くのゲームショップで普通に売ってたけど、普通はそうしょっちゅうゲームショップを見ないもんな。年齢層的に子供のクリスマスプレゼントって感じの人も多かった。
http://sa.item.rakuten.co.jp/hammer/a/1218-cv-7991-5/
楽天ではないけど、これを数日前に買った。今日はこれのバンド調整も兼ねていた。今まで中学生に購入したものをずっと使ってきたけれど、さすがに安っぽいやつだから、バンドが切れたのをきっかけに。元々の定価は高いけど、実際に購入したのは7000円ちょい。値段の割には高級感があるのがいいけど、ちょっと重い……。

現代の貧困

ワーキングプア いくら働いても報われない時代が来る (宝島社新書)

ワーキングプア いくら働いても報われない時代が来る (宝島社新書)

ワーキングプアについては、これが入門書として手ごろだと思う。データもそこそこあるし。各章の間に、ワーキングプアの人(あくまで学者定義なので、ちょっと違うんじゃないかなという人も混じっているけど)のインタビューがあるのがいい。正直、こういった生の声をもっとたくさん集めた本とかが欲しい。学者的な分析の本は昨今たくさん出ているけど、そうした声を集めたものってないから。雑誌や新聞の特集とか、または投書欄とかで断片的に伺うことはできるけど、まとめることに意味がある。
この本でも、やはり格差の固定化が問題だと述べている。それと若年の雇用環境、正社員になれても厳しい労働環境(心のワーキングプアと表現している)についても。僕もこの問題が非常に重要だと思う。この本は各所でワーキングプアという言葉を連呼していて、どうしても便乗本という印象を払拭できないでいるが、たとえ売ることが目的とはいえ上にいる人たちに欠けている視点からのアプローチがされている意義は大きい。こういう本こそ政治家には読んでもらいたい。でもなー、テレビとかの討論番組を見ても、上にいる人の意識は相当庶民と乖離している。で、おそらく自分の考えが正しいと確信している。この溝は永久に埋まらない気がする、残念ながら。それこそ劇的な政治の動きが起こらない限り。
どうでもいいけど、この本でちょっと前にヨドバシカメラ派遣社員が信じられないような暴力を受けた事件を取り上げているけど、最初は家電量販店としか書いていないのに、ページが変わったらヨドバシカメラになっている。作者が単純にミスしたか、わざとなのか。気になるところ。

上が落ちることを望む人たち

で、だ。上の本で僕が一番印象に残ったのは、10人のインタビューのうちの1人。32歳のフリーターの「格差社会がもっと広がって欲しいと思ってますね。自分はこれ以上、上にあがることができないから。自分と同じ位置に大勢の人が落ちてくればいいな、と」。この発言は無視できないものがあると思う。
論座1月号で「現代の貧困」をテーマにしていて、その中で31歳フリーターが記事を書いているんだけど、そこで「国民全員が苦しむ平等を」と言っている。社会から虐げられている若者が、なぜ右傾化をし、自分たちを苦しめる元凶である自民党を支持しているのかという答えとして、自分たちが低賃金労働者として社会に放り出されて10年以上経ったが、社会は何もしてくれなかった。それどころか入口が狭くてどうしようもなくて非正規雇用という不安定な立場にいる自分たちを罵倒し続ける。どうせ自分たちが救われることは皆無ということを強く述べている。

戦争は悲惨だ。
しかし、その悲惨さは「持つ者が何かを失う」から悲惨なのであって、「何も持っていない」私からすれば、戦争は悲惨でも何でもなく、むしろチャンスとなる。
もちろん、戦時においては前線や銃後を問わず、死と隣り合わせではあるものの、それは国民のほぼすべてが同様である。国民全体に降り注ぐ生と死のギャンブルである戦争状態と、一部の弱者だけが屈辱を味わう平和。そのどちらが弱者にとって望ましいかなど、考えるまでもない

これは非常に考えさせられる。もちろん、変な劣等感で世を乱すな、俺たちを巻き込むな、という意見はあると思う。でも、社会的に弱い立場が集まる場所では、関東大震災を望んだり、北朝鮮が核ミサイルを撃つことを望んでいる人が少なからずいる。これも、自分たちはもう這い上がれないから、せめて他の人も同じゼロの状態になってほしい。リセットしてほしい。そういった歪んではいるが切実な願望だ。共通点としては、未来に希望をまったく抱いていないこと。いくつかの書でも述べられているが、結局未来に希望を見出せないことが今の日本の最大の問題点だと思う。希望がなければ、そりゃ自暴自棄になる人も多いよ。
こういう考えを選挙活動にまで反映させる層がどれだけいるか分からないけれども、自民党の躍進の裏にはこうした非常に歪んだ想いが渦巻いていることは確かだ。

魔弾戦記リュウケンドー

ジャアクムーンとの決着。正々堂々としたライバルとの決着というのはやはり熱いね。そして次回が最終回か。アニメ赤ずきんチャチャでマジカルプリンセス編が終了したときみたいに、魔弾キーやコアを封印の道具として使うんだろうな。

おねがいマイメロディ〜くるくるシャッフル!〜

お母さんネタは卑怯です。それはそれとして、最近比較的琴が目立っているのはいいことだ。三姉妹の中では琴が一番可愛い。琴の歌にかんしては……まあ、中の人は確かまだ14歳だしもっと伸びる要素はあるさ。
大量のピンクの音符をサンタに横取りにされたマイメロ。顔には出ていないが、内心ドロドロだったら楽しいのだが。サンタの夢の扉は気持ち悪かったです、ハイ。やせようぜサンタ。全てはコカコーラ社がいけない。サンタがコカコーラ色の赤白の衣装になったのも、太った老人になったのも、1931年のコカコーラが打ち出したサンタのインパクトがあまりにでかかったせいだ。逆に言えば、1931年以前の事態背景の作品で赤白の老人サンタが出るのは、確かにその色になる可能性はあるけれどちょっとおかしいんだよね。昔は妖精に近かったから子供姿のサンタクロースもいたわけで。

ローゼンメイデン・オーベルテューレ

水銀燈はTVスタッフに愛されているな。とりあえず、水銀燈のファンがますます増えそうだ。逆に、真紅がさらに嫌われ役に。なんというか、真紅は本当に善意でやっていたんだろうけど、上から目線ってのが確かにあったな。ついにはローゼンからの贈り物を壊された怒りでジャンク呼ばわり。アリスゲームというか、マジ姉妹喧嘩という感じだ。
ところで、OP最初の水銀燈がエロいのですが。ナニをしているような姿で。そして、ALI PROJECTはまた難しい歌を。
そしてCMであったPS2のゲーム。動きがもっさりしていたのが気になる。サイキックフォースみたいにダッシュがもっと速ければ……。てか、キャラゲーだからって手を抜いて作って欲しくないものだ。同人のQOHを見習えというか。キャラゲーで一定以上の作りをすればそれなりに売れると思うのだが。

仮面ライダーカブト

さらば、ぼっちゃま。最期は人間の姿で逝けたのがせめてもの救いか。
ゼクターで地獄兄弟のゼクターを数に入れていなかったことや、プレス機まったく役立たずとか、ひょっとしてガタックゼクターは帰還するところをキャッチされた? とかツッコミどころはあるものの、一つの決着がついたいい回だった。

デスノート 第9話〜第11話

毎度書いていることだけど、原作をなぞっているから特に感想はないといえばない。そういや、東大の入学年度や月が中学生だったときの西暦が原作時から今のアニメ時にずらしていたな。テニスシーンはやっぱ原作の力強さと比べるとあっさりしていたな。ミサミサが送りつけたテープに関するLたちの話も時間の関係で一部はしょられたいたのが悲しい。まあ、仕方ないか。とりあえず、ミサミサ平野綾の声がなんか浮いている。いや、ある意味その浮きっぷりがまさにミサミサに適任か。で、逆に出目川の茶風林が似合いすぎ。