MTGA エルドレインの王権ブロールイベントのデッキ雑感

4つのデッキをそれぞれ1回ずつ使って3勝1敗。報酬でもらえるカードはアンコモンなのでもうやらない。カードパワーが低くて時間がかかってしんどい。25分ぐらいかかった試合もあって本当につらかった


1.騎士の突撃
 唯一負けたデッキ。これはもう装備品の引き次第って感じがする。コントロールではないのにクリーチャーが17体と少なめだから引き次第では悲惨なことになるかも。とはいえ勝つときは早そうなので回すならこれがいいかもしれない。このイベントは1回だけフリーマリガンだし
 巨像の鎚も統率者が盤面に出ていたら0マナで騎士に装備できるということで専用構築ならそれなりに強そう。騎士ロードも出たし。浄化の輝きがローテで落ちてアーティファクト全除去がなくなるのも追い風かも? いや、パーマネント全除去とかあるし新カードにアーティファクトやエンチャントに対するメタカードがあるかもしれないが
 
 統率者は0マナ装備が強いけど、装備をしているクリーチャーが攻撃するたびに1枚ドロー&1点のライフを失うの後者が状況次第では致命的になるのが難点
 

2.凶暴な狩人
 食物トークンがらみのカードがあるけどシナジーがいまいちなくて単に2マナ生贄3点回復にすぎない感はある。森林の勇者みたいにトークンを出すことで能力発動するカードもあるにはあるけど生贄デッキなので生贄用として使うのが丸いか
 生贄デッキなのにハイランダーだから4つのデッキの中ではやや使いづらい感はある。波乱の悪魔が4枚入っていれば……と思わざるをえない

 ただ自分がプレイしたときは波乱の悪魔と腐れ蔦の再生を早々に出せたのが大きかった。死の味で互いに3体クリーチャーを生贄→6点ダメージでうち5点を相手が唯一場に残せた統率者に与えて倒したりとかできた。それでも再び出てきた統率者騎士が12/10警戒・速攻・威迫で殴ってきてライフが残り3点→自分の場の戦慄衆の侵略で残り2点まで追い詰められたが、数少ない除去カードのパイ包みを最初から持っていたおかげで勝てた
 
 統率者は戦場に出るときと攻撃時の生贄カードを確保する必要があるのがめんどくさい。このデッキの場合は生贄に困ることはあまりないだろうけど。波乱の悪魔を使った生贄デッキを作りたくはなる


3.野生の報奨
 4つのデッキの中では一番分かりやすい。横に並べて殴ろうぜ! 全体除去くらったらアウトだけど、今回だと全体除去の枚数が少ないから警戒は薄くていいかも。相手も結局並べざるをえないから全体除去を撃たれても一方的に不利になることはあまりないような気がする
 4つのデッキ全部に言えることだけどハイランダーなので結局は引き次第。とはいえマナクリが多めで浅瀬もいるので展開力は強く一番ストレスなしに運用できる感はある
 起動に4マナ必要だけど妖精を生み出してカードを1枚引くフェアリーの陣形ってカードが強い。スタンに実装されたら真っ先に除去対象になるだろうけど
 
 統率者はクリーチャー呪文を唱えれば成長のらせんのちょっとだけ上位互換の効果を発動するのが強い。3マナタップで自分のクリーチャーを手札に戻す能力も相手が除去を使いづらくなる


4.フェアリーの計略
 エスパーコントロール。たぶん一番強いデッキ
 クリーチャーは10体のみなので、統率者をさっさと召喚してフェアリートークンをぽこぽこ産むのがいいかな。統率者の能力込みで2/1飛行トークンだからこのイベントでは強い
 
 自分の場合は相手が凶暴な狩人でお互いクリーチャーのにらみ合いになってとにかく時間かかった。相手の統率者も飛行していたり最終で飛行トークンが吹き飛ばされたりしなければ決着が早かったんだろうけど
 最終で吹き飛ばされたり接死を見越したチャンプアタック&ブロックなどで4回ほど死んだから最終的に統率者の召喚コストが白青黒9になった。一度やられるたび2マナ増えるんだね
 息詰まる徴税を早めに出すことができて宝物トークンが結構たまっていたから煌めくドラゴンが輝いた。このドラゴン強いんだけど。起動能力にコストがかからないのが強い。宝物トークンを2個タップするたびに1枚ドローがものすごくずるかった。場に10個宝物トークンがあったからそれだけでコストもタップも何も必要とせずに5枚ドローできる。しかもアーティファクトを4つ以上コントロールしていると呪禁追加。このドラゴンはコントロールのフィニッシャーとしてかなり優秀ではないだろうか
 
 統率者はタフネス3だからすぐ除去されそうだけど飛行・接死・絆魂・自分以外の飛行クリーチャーに+1/+0、アーティファクトかエンチャント呪文を唱えるたびに1/1飛行トークンを産み出すと能力がてんこ盛り。思し召しか打ち消しを構えられる状態で召喚したいクリーチャーって感じか。そういえば潜水も落ちるのか……