もやしもん 純米吟醸生原酒・龍神丸

送料込みで1万円未満なら買ってみようか、と軽い気持ちで1回だけ入札したらそのまま落札。あ、大吟醸の方は値段が凄まじいことになっているので最初から無視。本当は720mlのがよかったけど、なかったから1.8lで。落札額は、定価の2倍ちょい。
というわけで飲んでみた。あんま酒を飲む人間じゃないから細かく言えないけど、とりあえず飲みやすいというのが第一印象。僕は辛口の日本酒よりも甘口の方が好きだからよかった。単純に日本酒度と酸度だけ見たらむしろやや辛口の方なんだけど不思議だ。最初はやや甘めの水を飲んだような印象で、口の中で日本酒の味がして、ああ日本酒だと思うというか。とりあえず、後味のよさが特徴だと思った。あと香り。
ところで、もやしもん2巻の龍神丸回で「だから結局テレビで名の売れたウマい蔵と超大手にだけ人気が集まる」という台詞があったけど、この酒はまさにもやしもんの影響で人気が上昇したよなーと。龍神丸純米吟醸酒かもすぞ」は予約開始13分で完売したらしいし。

クローズアップ現代『悲鳴あげる“名ばかり”管理職』

http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku2007/0711-4.html
まあ、今まで知っていたことの確認程度の内容だけど、やはり改めてみると凄まじい状況だよなー。元コンビニ店長って人のタイムカードが衝撃的だった。朝5時30分ぐらいに来て、翌日朝5時10分ぐらいまで勤務している。つまり、24時間。しかも、その1時間30分後に出社(おそらく、従業員用の部屋で仮眠したんだろうな)して、まだ約24時間勤務。それを4日連続でやっている。死ぬって!
結局企業の人件費カット攻勢から逃れられないって話だよ。つまり、名ばかりの管理職をなくしていった結果どうなったかというと、たとえばサイゼリアでは正社員がどんどん減って、かわりに非正規雇用がぐんと増えた。吉野家松屋みたいに作り置き、オーブンだけで調理できるようにすることでパートでも調理可能にしたことによって(厨房に包丁がない)パートだけでも運営できるように。僕はサイゼリアに行っていないから分からないけど、きっと味とか落ちているんじゃないかな。で、正社員が減った=リストラ、もしくは非正規雇用にされたということだから、結果的に労働環境が悪くなっていることに歯止めはかかっていない。
で、腹立つのが経営者たち相手にセミナーを開いていた社労士。てっきり、こういうことは犯罪ですよということを知らしめているのかと思いきや、たとえば残業代は基本給に含まれるなどを就業規則に書けばOKですよ、などと抜け道を指南している始末。何だよ、それ!!
何度も言うけど、今の日本の社会問題は、労働環境の酷さが大きな要因にあることは疑いようがない。企業が自分たちで何かするわけないんだから、政治が何とかするしかないんだよ。本当に、暴動とか暗殺とか起こらないと変化しないんじゃなか。絶望的状況だ。
そうそう、今回のゲストは森岡孝二教授。僕が以前ここで取り上げた『働きすぎの時代』の著者。

働きすぎの時代 (岩波新書 新赤版 (963))

働きすぎの時代 (岩波新書 新赤版 (963))

これは読むべし。ただ、この教授、残念ながら喋りはヘタだな。何を言っているのかよく分からなかったよ。もう少し発声練習をした方がいいと思った。

爆丸バトルブローラーズ 32話

マスカレードの正体、ジョウじゃなかったのか。ってことは、今は「実はアリス」と思わせておいてさらに裏があるという可能性も。OPを見る限り、アリスにとって重要な人物であると思ったんだけどなー。アリスの両親ってどうなってたっけ? ……とはいえ、さすがに両親のどちらかだと背が低すぎか。隠し子的に兄がいたとか。いや、まあ普通にアリスなんだろうけど。それだと情報筒抜けということと、アリスの爆丸知識はブローラーズで一番なのにこれまでバトルしなかった(マスカレードがいるときにアリスがいなかった)ことの説明にもなるし。とりあえず、騙された。
さて、ダンの試練は刺身のつま程度で。進化せずに古の戦士を倒す。旧OPが流れるのはかっこいいね。やはりOPが流れて逆転は王道だ。で、仲間を乗り越えるって、本当に戦うのかね。乗り越えるべき壁ではなく共に歩んでいくどうのとかで戦闘しない可能性もあると思ったり。
ところで新OPの「デタラメなルールじゃ何も変えられない」って、お前らが言うなー! と思ったのは僕だけだろうか。

D.C.II〜ダ・カーポII〜 7話

ななか当番回。前世キャラはテレパスだったけど、ひょっとしてななかは能力が微妙に弱くて接触テレパスオンリー? だから最後に抱きついたときに義之の気持ちを悟ったと。しかし、誰にでも色目を使うように見える相手が彼女だと気持ちが休まりそうにない。しかし、自らすぐに身を引く状況になったななかがちょっと可哀想。
ところで、義之とななかの写真を撮った手。普通に考えればあの3人娘の誰かなんだろうけど、音姫か由夢だったら面白いなーと思った僕は暗いでしょうか。

ゲゲゲの鬼太郎 33話

もはや鬼太郎じゃねー! と思わずつっこんじゃうほどに鬼太郎がバトルアニメ化。炎髪隻眼の討ち手となり、燃え盛る髪の毛を歌舞伎のごとくグルングルン振り回し地獄の炎召喚、今必殺の獄炎乱舞! 指鉄砲がもはや機関銃というかモビルスーツかよと思うような撃ちっぷりも一瞬でかすんだよ。SRC的にはやりやすいが。指鉄砲の撃ちすぎで霊気を使い果たして一時死ぬってのは少々間抜けだと思ったが。ちゃんちゃんこも死亡認定してあっさり離れるし。幽霊族、霊気消耗には弱いのか。とりあえず、ミウが生き残ってホっとした。レギュラー化してほしいけど、無理だろうな。
子泣き爺、さらなる必殺技。自らを硬化するだけでなくとげとげまで生やすとは。フランケンシュタイン博士が創造した怪物を完全KO。かっこいいぞ、子泣き。全盛期とそれ以外でデータ上の強さがかなり違いそうだ。
一反木綿は合体技が多いな。今回は砂かけ婆と協力して大砂嵐か。
ねずみ男、今回は開幕台詞を鬼太郎のかわりに。正直、鬼太郎がやるよりいいかもしれない。
五官王、漢塾みたいに説明役になっていたのに笑った。「あれこそ、地獄の究極奥義、獄炎乱舞!」 しかし、いいツンデレですな、五官王。今回は猫娘が用意したアイテムは使用しなかったけど、地獄がらみの話で五官王がそれに助けられるときがくると見た。
蒼坊主、いいところにきたけれども、あとは雑魚相手だけでちと暴れ足りない印象。
で、ザンビア。「私はベアード様のお気に入り!」 さすがだベアード様。「たまにはロリコンもいいよね!」ベアードだな。胸につけてた目玉のアミュレットみたいなものはベアードがらみか。しかし、ドラキュラは見せ場がなくあっさりバルモンドにやられて切ない。てか、あの西洋妖怪3人はヤングジェネレーションズって呼ばれているのか。キン肉マン2世のニュージェネレーションズを思い出した。
超絶パワーアップした鬼太郎だが、地獄から使用許可が下りないと地獄の鍵を使ってはいけないらしいから、使用許可を取り付けるまでがイベントになりそうだ。勇者王のごとく。たぶん血の池とか針山とかも召喚できるんだろうな。
そして、次回は再び妖怪っぽい鬼太郎の話か。最近ヒーローしていたからな。

CLANNAD 7話

ここまで風子ストーリーをきちんとやってくれるとは。京アニ万歳。いや、アフターストーリーを別格とすれば、風子ストーリーが一番好きだし。ギャグとシリアスの割合がいい感じで。てか、ギャグパートが非常に面白いからな、風子ストーリーは。あと、小動物な風子が非常に可愛い
それらがアニメできちんと再現されているのが凄い。絵と動きがついたことでさらにパワーアップだ。親衛隊召喚の鳴らない指笛が非常に可愛い。動きも一部でかなりいいものが。パタパタと走るところ。「実はヒトデです」シーンもかなりいいし、ヒトデVSだんごもやってくれて感動だ。原作ではだんごっ! だんごっ! の歌はメロディーがなかったけど、きちんとED仕様。風子のパクリと、渚らしからぬ即効ツッコミもいい感じで。しかも風子マスターまでやるとは。マスターはちょっと駆け足気味だったが。
あと2話使うらしいな、風子で。アフターストーリーのことも考えると、おそらくことみはやるとして、智代と杏はやらないのでは。その二人は朋也との恋愛部分の比重が大きいから、後々渚にもっていくことを考えると両立は難しいんだよね。風子は友達ルートがあるし、ことみは友達としてクリアすることだって可能なわけで。智代は合間に生徒会長選挙が絡んで1話使うぐらいかな。杏は、それこそ3on3ぐらいかもしれない。
ところで、今回のタイトル表示で光の玉が1個できていたな。公子が結婚を決意したことによる公子の光の玉かね。さすがに13個全部集めるのは不可能だと思うが、アニメではトゥルーEDでやってほしい。

ef - a tale of memories. 3〜7話

あー、アレだ。色々感想書こうと思っていたが、7話のインパクトが強すぎて。1・2話と同じく7話は大沼が演出か。正直やりすぎだと思うけれども、気にはなってしまうし、これまでの積み重ねの成果で「シャフトなら仕方ない」と思わせる土台があるから許されるというか。
とりあえず、蓮治と千尋の話だけ心温まると思っていたのだが、7話で一気に修羅場に。記憶が13時間しかもたない相手と行動を共にすることの重みがだんだん蓮治にのしかかってくる過程がきつい。何かの行動に見返りを求めることは間違いとまで言い切れないが、あまり褒められたことではないと思う。しかし、そういった打算がなくても、普通に時間を積み重ねていけば感情がいい方向にも悪い方向にも揺れていくもので、恋とかって言ってみれば、相手のそういう心の揺れを不安に感じたり喜びに感じたりするものだと思う。こちらが起こした行動によって相手の感情に何らかの変化が生じることは、見返りとかそういうのでなくて必然。しかし、その必然が千尋相手には通じない。
なんか皮肉だな。千尋が求める小説では、主人公である少女は千尋の分身であるわけで、その少女は可愛くてはダメ、ズレていなければならない。しかし、小説ではそのことが表すことができない。しかし、他でもない千尋本人に対して蓮治は決定的なズレを感じてしまう。まるで蓮治が小説の世界に取り込まれたような感じだ。結末案で絵に入るってのがあったけど、蓮治は千尋が構築した小説の世界に入ってしまっているかのように。
しかし、ズレがあればあるほどオタは萌えを感じると思うわけですよ、千尋さん。2次元ではどんなズレでも萌えという記号になってしまう。なんて業の深い存在なんだ、オタは。
みやこと景は見ていて胃が痛いです、はい。みやこは相手が携帯を忘れて出かけているという可能性を考えなかったのかな。まあ、そんな考えが浮かばないほどテンパってるんだろうけど。最初は天然系かと思ったら、景に対して辛辣……とまではいかないにしてもああいう態度を取るので意外だなーと思ったら一気に依存状態に。あとはいつ紘が刺されるか待つだけだな。利き腕をやられるとか。そして、みやこが「私が一生面倒みてあげる♪」とか。いやいやいや、安易にそういう想像をしてはいけないな。
京介は正直好きではないのでどうでもいいです。あ、紘との創作物に対する思いのぶつけ合いはよかったが。連載漫画のように読者が長期的につきあうものは、やはり紘のように読者のことを第一に考えないといけないと思うし、逆に京介のように映画の場合は、限られた時間だけ付き合う視聴者に対してどれだけ鮮烈なシーンを与えるかということを重視するのはよく分かる。創作物に対する考え方云々よりも、畑が違うってのがあるから二人はその点では分かり合えないだろうなー。